You make me go crazy (ページ34)

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私は生まれ育った国へ8年ぶりに戻ってきた

『A様ですか？』

国民が私に尋ねる

「えぇ私がラン・Aよ」

その場にいた国民が湧く

「今から重大発表を行います。できる限り国民を宮殿前に集めてくださいませんか」

『分かりました！』

私達は宮殿へ向かう

焼け残った建物が未だ残る
過去の辛い記憶が蘇る。でも過去は過去だ前を向かなければ

そう言えばエリックは生きているのだろうかと思っていると

？「A様？ご無事でいらしたのですね！」

「誰ですか？」

エリ「エリックでございます！」

「エリック！会えてよかった」

私はエリックに抱きつく。正直誰かわからないくらいイケメンに成長していた

エリ「そちらの方は？」

エル「○○国の王子エルと申します」

「時期この国の国王です。」

エリ「！王位継承権を放棄なさるのですか、」

「私は8年間ロブ・ルッチと共にCPで生きてきました。王女とはかけ離れた生活をし言葉遣いも誰かの影響で危ういです笑、今私が王女になったところで私は国のために尽くせません。なんせ自由に好きなことをして生きてきましたから。そこで私は彼に出会いました。エルはとても真面目で誠実的な人で、優しい。国王には相応しい器であると思います。そして兄が国王な為政治にも詳しいはずです。」

エリ「ロブルッチと過ごしていたことは許し難いですが命の恩人なので仕方ないですね。お嬢様がそうなされたいならそうしてください。私は何も申し上げません。」

「私はあなたにエリックの秘書としてしばらく働いて欲しいの」

エリ「喜んで承らせていただきます」

「ありがとう」

しばらくすると国民が多く宮殿前に集まった

エルは国中にながすためのカメラ準備をしていた

準備もできたらしく演説をはじめた

私はこの8年間何をしていたのかを伝える
国民の中には涙を流す者もいた
最後にはエルがこの国の国王になってもらうことを伝えた。伝えた瞬間は水を打ったように静まり返ったがやがて拍手で会場はつつまれた

王女の直々指名なら大丈夫
エルならまかせられるなどの声が聞こえた

無事演説を終え私はエルに今後のことを聞いた

「ごめんなさいほんとに急で」

エル「大丈夫です！Aさんがそんな生活をしていたなんて想像もつきませんでした！あなたを待ってる人がいるところへ帰ってください。2日も家をあけてるんですから心配してますよ」

「そうよね。帰るわ！」