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「ジャブラ私出かけたい」
ジャ「どこにだ？」
「街へ行きたいの。服とか勉強道具がほしいの」
ジャ「じゃあルッチと行ってこい」
ル「、、なぜ俺が行かなければならない」
ス「俺がついてってやろうか？」
ル「A早く用意しろ。いくぞ」
ス「なんでだよ！！」
「長官セクハラです」
ジャ「ついてってやろうとしただけなのに？！」
「セクハラです」
ス「えぇー」
ジャ「楽しんでこいよー」
ということがあり私は今ルッチとある街に来ている
町はレンガ造りでとても綺麗な街
水路が整備されていてお花も埋められている
「綺麗な街ね」
ルッチは私を無視し先を歩く
一人で来るのと変わらないじゃない
ジャブラかスパンダムと来た方が良かったかも
歩いているとおばあちゃんがつまづいて果物を道端にばらまいてしまった。
「怪我してませんか？」
お「大丈夫だよ。親切にありがとね、お礼と言っちゃなんだけどこれをあげよう」
おばあちゃんは果物らしきものを私にくれた
「ありがとうございます」
果物を拾い集めおばあちゃんに渡す。
おばあちゃんはまたゆっくりと歩いていった
「ねぇ、ルッチ」
あれルッチの姿がどこにも無い。後ろを振り向きもせず歩いていったの？
周りを探し歩いても姿はない
ほんっと腹立つあの無神経男。私1人の方が絶対良かった
私は腹を立てながら先程貰った果物を食べる
見た目はリンゴなのだけど味はなんとも言えないくらいに不味い。
申し訳ないけど捨てさせてもらった。
「ごめんなさいおばあちゃん」
ル「おい、探したぞ迷惑女」
「あなたが勝手に後ろを振り向きもせず先を歩くからでしょ？！」
ル「ついてこない方が悪い」
「あぁ、そうわかった。ここからは別行動をしましょう。」
私はルッチから遠く離れるため歩く
『グイッ』
しかし体は後ろに引っ張られた
後ろを向くとルッチが私の手を引っ張っていた
ル「、、、、わるかった。」
「許さないこともない、、ふふっ」
ついルッチの弱い所を見ると笑ってしまう
なんだかんだ憎めないところが悔しい
ル「行くぞ」
ルッチは私の手を引いたまま歩き出す
「エスコートじゃないの？」
ル「ﾁｯ」
舌打ちしながらもエスコートしてくれる
いくらサイファーポールでもまだ15歳
可愛らしいとこがあるじゃない
年下の私が言うのもなんだけど
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作者名：しめじ | 作成日時：2020年9月14日 0時
