【約束のネバーランド】年長者はもう1人。【レイ】

もう7人。 ページ8

テスト終了


「はぁー、、疲れたねーA」


と机から立ちAの席の机に伸し掛るエマ



「だね。でもどーせまたエマはフルスコアでしょ？」



私は愛想を浮かべそう言った




「そういうAこそ！それにAのテスト、みて見ると難しそうなのばっかだもん。」



「そんな事ないよ。たまたまエマが苦手な所なんじゃない？私も解けてるし」



机からひょっこり出しているエマの顔を見つめ頭を撫でた



「もう、子供扱いやめてよー！」



「ごめん、ごめんって」



ぽかぽかと軽く叩くエマに笑いながら謝る




「でも確かにAは僕達よりも上って感じがするよね」


「それは言えてる。まぁ、変な所でドジだけど」



「ちょっと、、ノーマンとレイまで、ってレイ最後のどういうこと？！」






とレイの発言に驚きツッコミを入れる



それをノーマンとエマは笑いながら見ている


すると扉からママが来た


テストの結果の発表だ




もう結果は決まってるんだけどなぁ




「おめでとう！エマ、ノーマン、レイ、A！！今回もフルスコアよ！」




最近はエマやノーマン、レイのフルスコアは当たり前になっている



---私は殆どフルスコアなんだけど---





このまま行けば満期で里親に出される




---一安心だよ---









私は今図書室に来ている


皆は鬼ごっこ中


何故図書室に居るかというと気になった本があるから


まぁ、それはほんと後ろにある梟


ただ、普通の梟のイラストではない


読んでいくうちに気づいたんだが、、この梟の周りを囲っている円


それぞれ違うところで切れている


薄れていったわけではなく意図的に切られたもの


私が知っている限りこれは、








モールス信号

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