【約束のネバーランド】年長者はもう1人。【レイ】

もう29人。 ページ30

しばらく二人の間に間が開く


私はレイの事をじっと見つめるがレイは目をそらす









「…ねぇ、どうなの？？レイ、はっきりいってよ」



「………」








それでもレイは無言でいる




流石にそろそろ私も医務室に行かないと怪しまれる








「…もういいよ、それじゃあ今度また打ち合わせして」








そう言って私は本を片手に持った




この話はいつでも出来る、




レイが言えるようになるまでは待とう




ただ、長ければ長いほど




それだけ違う内容を考えて嘘をつくことの可能性もあるだろう



嘘をつくメリットがある限りはそう捉えよう








「……夜、」


「…え？」




出ようとした時、レイがやっと口を開いた




それに反応し私はふりかえった






「夜、ママのめをぬすんで医務室に行く、
その時、ちゃんと話すから、」



「うん、分かった」

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