【約束のネバーランド】年長者はもう1人。【レイ】

もう24人。 ページ25

「……それじゃぁ、、そろそろ準備してくるわね。時間になったら迎えにいくわ」


しばらく私の顔を見つめたあとにママはそう言った



「はーい。」




私はそう返事をしてまたベットに寝転び布団を被る

それを見るなりママは部屋を出ていった





1人の空間


壁にかかっている時計がカチカチとなるのがみみにはいる





それよりはまず、




どうする？






さっき考えてた通りにこのままじゃ下手に動けない

私の足もそうだけどこのままだと皆はハウスから出られなくなる、、？

出たとしてもそこから社会に出ていけるなんて数パーセントに乗るかも分からない

けれどここから里親に出されるよりはマシだ

外の事は知らないがこんなにも子供を補充したりするのはきっといい世界ではなくなってることは大抵分かる


人身売買されているハウスがあったなんて世に回ったら色々罰はくだりそう


でもどうやって知らせるの、

このハウスには20人以上の妹や弟がいるんだ

全員連れていく？

そんなの不可能に近い





「こんなのどうすれば、、、」






年少者を置いて年長者の11歳〜9歳位まで連れてく、、？


それだと人数も何とかなる


だけど他の兄弟を置いては行けない


そしてどうやって出るの？


門から突破？


いや、ハウス関連の大人がいたら終わりだ


でもそこから以外出れる場所はない


まず出るまでの作戦にも人が多すぎて脱出できない可能性も、、、






「…ダメだ、どれだけ考えても悪い方向に行ってしまう、、」





私はため息をついた





それよりも今は足を元に戻して探索に入る事を専念しよう、そうすれば何とか、、、






そう、思い込む他はなかった

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