【約束のネバーランド】年長者はもう1人。【レイ】

もう22人。 ページ23

そうして数秒後

ママはレイとすれ違いのように医務室に入ってきた

片手にはコップ1杯の水とお水を入れるポットもあった

途中で取ってきたんだろう



「A、待たせてごめんなさいね。」




はい、お水。とママは手渡してくれる

それに対して私も ありがとう。 と一言だけゆうとコップの半分くらいの水を飲んで机に置いた

鬼ごっこをしていた時から何も飲んでいなかったため喉がかわいていた



「ごめんね、ママ。迷惑かけて、」


「いいえ、そんなことないわ。それより今はAの足の事が最優先よ。安静にしてなきゃ。」






そう言いながらママは私の目の前の椅子に腰掛けた

そして見つめながらこういった





「だから治るまでお昼はハウスの中の医務室に居なさい。あっ、勿論 図書室もダメよ。」


「えっ？」




急なママの発言に驚きを隠せなかった

お昼の休み時間は大抵 図書室 、 庭 の2つに別れる

別に鬼ごっこをするなと言うならば普通だ

なんせ私の足はパンパンに腫れ上がって骨折しているから

しかし松葉杖を貰ってまで図書室に行けないなんて考えもしなかった

つまりここ1ヶ月の間はエマやノーマン、レイとの関わりを殆ど閉ざしてしまうこととなる

朝や夕御飯はママがここに来るだろうし松葉杖での移動も考えて、、、

完璧にしばらくは関わらないようにさせられる





それは、ママが焦って居いるから？

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