189.ワンダー過ぎて ページ7
今度は寝転んでるみたいだ
ゆっくり目を開くと目の前に人がいた
『!!???』
声にならない声で叫ぶと目の前の男は私が驚いていると嬉しそうに笑った
「久しぶりだねッA!」
『えーっと…』
「あぁ、そっか!覚えてないんだったね。」
起き上がると、ハートの男は後ろから抱きついてきた
『貴方達って抱きしめるのが好きなんだね、抱きしめられてばっかだ』
「そのぐらい心配だったんだよ
急にいなくなったんだから、皆嬉しさに抱きしめたくもなるさ」
『そっか…』
「さっ!お茶会をしよう!」
『え?』
「今日は女王様から休みが貰えたんだ!だからAに美味しい紅茶とクッキーを食べさせてあげる!」
『うん、いいね。楽しみ』
「早く行こう!A!」
ハートの彼、ジャックハート。
私はジャックって呼んでたらしい、彼がこのままジャックって呼んで!なんて言うから、ジャックっと呼ぶことにした
『チェシャ猫って何言ってるかよく分かんないね』
「あぁ、さっき?」
『なんか難しいって言うか…』
「ま、そんなことより…
おーい!いるかー?って、留守か」
『3月うさぎとマッドハッター?』
「A知ってるの?」
『まあ、小さい頃見てたしね』
ワンダー過ぎて全部は見れてないけど
ワンダー過ぎて
「まあ、2人でもお茶会は出来るしね!」
と、帽子から紅茶にお菓子が沢山でてきた
『うわぁおワンダー…
あ、紅茶美味しい』
「だろ?クッキーもどうぞ!」
『ありがとう!』
と、EATMEと書いてあるクッキーを見る
なんか、見たことある…これを食べたら…
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作者名:bat | 作成日時:2019年10月10日 1時