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181.あなたはだぁれ? ページ46

抱き締めている腕を無理矢理とるわけにもいかないがこのままでは恥ずか死ぬ


『…えっと…』

「マルフィ、離してやれ。困ってるぞ」

もう1匹?もう1人?やっぱり居たんだね

動物が人間になるのはもう慣れた。


でも皆抱きつきすぎでは?


「すまないA…」

『ううん、大丈夫。

あのさ、言いづらいんだけど…』

「記憶がない、聞いたよ」

『ごめんね…』

「気にしなくて大丈夫。すぐ思い出すさ」


ふわりと笑った彼は美しくて、見惚れそうだ

頭を撫で、私に安心を与えてくれる


「美しいなぁ…」

『え?』

「目に映る私…やはり今日も美しい…」

『……』

美しいのは自分かーい。
そんな期待はしてないけどドキってしちゃうでしょ今の!!

「マルフィ、彼女は誰だ」

「あぁ、彼女はこの前話したAさ。」

「あぁ、お前が…

初めましてA。俺はマレフィセント様の一番の手下ディアヴァルだ。」

『初めましてディアヴァル。自己紹介なんてできるような事が無くてごめんね』

「いや、大丈夫だ」

「さて、A。私に伝えたい事は?」

『うーーーん…マルフィは私になんかした?』

「そうだなぁ…思い出せないなぁ」

『わざとらしい…その顔絶対なんか知ってるでしょ』

「well…well…どうかな」


そう妖しく笑うマルフィはとても美しかった

182.美しい君とまた→←180.事故案件



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作者名:bat | 作成日時:2019年4月13日 1時

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