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179.なんだろうね ページ44

「うーん、思い出せない…あ!」

閃いた!と嬉しそうにこちらを見る

その純粋無垢でキラキラした目

眩しいからやめて欲しい


『何を思いついたの?』

「外!一緒に歩いたら思い出すかも!」

『なるほど、いいよ』







彼との散歩はやっぱり楽しい

けど、犬の散歩だ。

しかもこんなにテンション高い犬だ。

疲れる…


『ダル…お家帰ろ…』

「仕方ないなー、帰るぞ」

ホント、誰のせいだと思ってるんだ…

家に戻ってくるとダルも疲れたみたいでゴロゴロしてた

『あのさ、ダル…』

「なんだ?」

『伝えたいこと、思い出した』

「…そうか……」

『うん、それでね。

ダルに伝えたかったのは2人で散歩出来なくてごめんねって事だったんだけど…』

「散歩しちゃったな!」

『ね、でも凄く楽しかった』

「僕も楽しかったぞ!」

『うん、また散歩しようね』

「もちろんだ!だから…次は居なくなるなよ…」

『次会った時はもう消えない。』

「約束だからな!」

『うん、約束。』

約束これで何個目だっけ...

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作者名:bat | 作成日時:2019年4月13日 1時

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