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162.調子が狂う(side:ap) ページ27

気がついたら目の前に少女がいた


『この〜木なんの木…なんてね』


その声はAそのものだった

A…?と声を掛けると

私のことなんて知らないようだった



あの日、Aが居なくなった後

エイトフットとミスターが戻って来てこう言った

“Aは帰った”

私達は一瞬で理解をした

あぁ、魔法が解けたんだと

Aは最後にお別れが言えなくてごめんねなんて言ったらしい

それでも私達は信じた、Aは戻ってくると


そうして再会した訳だが、私たちと出会う前のAはこんな感じだったらしく

なかなか複雑な気持ちだ


『そしたらアップルさんが守ってよ、強いでしょ?』


あぁ、本当に調子が狂う






「A……!!どこへ行ったんだ!!A!」

あいつは一体何をしているんだ!!

163.出会った少女→←161.大きなお城



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作者名:bat | 作成日時:2019年4月13日 1時

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