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142.私の答え ページ3
「さて、君はどうしたい？」
『…残りたいって言っても無理なんでしょ？』
「その通りだ…魔法でやった契約はどうしようもない。取り消すことも、変えることも出来ない」
『知ってます…』
マレフィセントがオーロラ姫の死の呪いを解くことが出来なかったように
この契約は変えられない
「今この場にまだ君が居るのが不思議なくらいだよ」
『多分、残り時間はもう無いですよ』
楽しかった記憶が段々と消えていくのがわかる
『逃げないで、最後に楽しい記憶でも作ればよかったなぁ…』
「…A、最後の質問だあなたは家族にもご友人にも別れを告げ、我々ヴィランズの世界に来るご覚悟はおありですか？yesかnoでお答えください」
私の答えは…
『…no』
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作者名：bat | 作成日時：2019年4月13日 1時
