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152.居ないはずの場所 ページ17

スマホを開くとあゆから連絡が来てた


“次はちゃんと手下のこと知っておいて欲しいから色々動画送るね!”


メッセージと共にたくさんの動画のURLがあった


『うーん…やっぱりぼやけてるなぁ…眼科行ったほうがいいのかな…』


この動画を見てると何かが引っかかる


この場所でこんなことしてたな

ジャックさんとかホントにしつこいからとか

その場で見たはずもないのにそう感じる

当たり前だけど動画に私の姿はないよね


うーんと考えていると、急な着信音がなった


『もしもし?あゆ、どうかした?』

「あ、あーもしもし?」

『電話かけてくるなんて珍しいね』

「そうだっけ?」

『うん、今日のあゆは珍しいことばっかだね』


私がヘラヘラと笑っているが、あゆの声は暗いままだった。


「ねぇ、さっき送った動画見た?」

『うん、見たよ?あの中ならやっぱジャックさんが好きかなー』

「…そっか…」

『ん?どうかした?』

「あのさ、李央は行きたいところとかある?」

『なんじゃ急に』

「いいから、答えて」


急かすように答えを求める。

よく分からないけど、正直に応えよう。


『うーん、そうだなぁ…ディズニーかなぁ今度はなぎも一緒に』

「そっか…

それってさ、本当に私達と?」

『え?なにどうしたの?』

「無理してここにいなくてもいいんじゃない?」


そんな急に言われても意味がわからない


『どゆこと?私別にあゆ達の事嫌いじゃないよ?無理してもないし』

「じゃあ何でヴィ_____」

『えっ?ちょっあゆ?どうしたの?』



ツーツーっと切れる音

ホントに、何なんだろ…

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作者名:bat | 作成日時:2019年4月13日 1時

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