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「生意気やからお仕置きしようかな〜と思って」




悪そうに口角を上げた淳太くんの目はもはや猛獣。





「ちょっと待って、勤務中ですよ」



「んー?せやな。勤務中にこんなんしてええんかな?」



「だからダメだって…」



「ほんまAちゃん悪い子やな〜
ガラスの向こうでは彼氏が一生懸命働いとんのにな〜」





うっ…意地悪っ!世界一意地悪だ淳太くんって!




どんどん顔が接近して、ちゅっと重なる唇。

包容力が凄くってすぐに淳太くんのペースに飲まれて、苦しくなって口を開けるとするっと舌が入り込んできてもっと苦しくなる。





「……ンッ、ハァッ…じゅ…た、くん」




「アホ、えろい声出すなや」




「淳太くんのせいでしょっ…」




「あ、見してや。俺がつけたやつ。」




いいよって言ってもないのにYシャツのボタンに手が伸びてプツリと外されていく。


第3ボタンまで外されるとブラがチラ見えしちゃうし…





「ふふ、めちゃめちゃ綺麗に残ってんな」





赤く傷になっている部分を人差し指でなぞられるとゾクッとする。





「ンッ…、全然消えないよ、それ」



「ええやん。そんだけ独占できるしさ。」




……ずるいよ淳太くん。


淳太くんは私を独占できるかもしれないけど、私は淳太くんを独占できないもん。




きっとキスマークなんかつけたら怒られるんだろうなぁ…。




そっとなぞっていた手が離れて、今度はこそにねっとりとした感覚が。





「…アッ、ちょっ…やだっ…ンッ」





淳太くんの舌が首筋を這うだけで、勤務中でガラス越しにみんなの声が聞こえる状況もあってか、こんなにも感じてしまう…恥ずかしいっ




「やからそんな声出すなって」




「だって…」




「我慢できひんくなるやろ?
さすがに勤務中にはできんのに」




「こ、こういうこともしちゃいけません!」



「アンアン言って喜んでたくせによう言うな」



「っな!//
ほんとデリカシー無さすぎ!//」



「はいはい、すんません。

おし、じゃ仕事の話すんでー」




私から離れてネクタイの歪みを直せば、それはもういつもの中間部長。

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らみ(プロフ) - はるさん» ありがとうございます!!!嬉しいです(T_T)更新頑張りますね!!! (2019年3月4日 21時) (レス) id: e8ab226f15 (このIDを非表示/違反報告)
はる - すごく話が大好きで、大人な恋愛する淳太くん最高に最高なので更新待ってます(´;ω;`) (2019年3月2日 8時) (レス) id: 57649eb6f0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:らみ | 作成日時:2019年2月13日 2時

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