忘れても愛してる。【轟焦凍】 (ページ19)

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ｼﾞﾘﾘﾘｼﾞﾘﾘﾘ

「…ん…んん…ねむ……」

今日はしっかりとアラームしたから、朝早く起きれた

(いつもより30分ぐらい睡眠時間短いから眠たいな)

ベッドから起き上がって

いつもどおり、リビングに行って

トーストを作って、そのトーストを食べながら部屋中にパンを落としながら着替える

その後、歯磨きとかして家を出て一人で登校。

これが私のいつもの日常。

でも、今日は違う。

「焦凍おはよー」

「おはよ」

今日は、焦凍と登校。

学校に向かうこと5分________…

「なぁ、日曜遊ぶんだろ？

その時だけ俺の彼女になってくれないか？」

(ふぉ？？？？)

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思考回路がショートしました……

「えっ、なんで？」

「そりゃ、おれが彼氏だったらこんな風になるってことを教えたくて」

「あっそう、それなら早く私のことを振り向かせないとね」

「そうだな」

________…

「おっ、A！おはよう！」

「おはよ切島くん。今日も漢気全開だね」

偶然、下駄箱で切島くんに会った。

「おう！そういうAは今日は轟と一緒に登校してきたんだな！」

「今日から一緒に行くの、あとそろそろ教室行こ」

________…

「A、轟の視線が怖いんですけど…！」

「そんなの知らないよ、勝手にさせとけばいいんだよ」

(絶対あとで轟に氷漬けにされる)

昼休み________…

「おい、A。切島と何やってた？」

「普通にお喋りだよ」

「目が泳いでる。で、何やってた？」

「今日は焦凍と一緒なんだねーて話」

「そうなのか」

モジモジして嬉しそうだな

その後、カツ丼を食べに行きました。

とても美味しかったです

________…

「Aちゃん！今日一緒に帰らへん？」

「いいよー、途中までになるけど」

「それでも、全然ええからさ！」

お茶子ちゃんにそこまで言われたらね…

「わかった、じゃあ早速帰ろっか」

「うん！帰ろ帰ろー！」

なんか、忘れてる気がする…

________…

「ねぇ、Aちゃん。

聞きたいことがあるんやけど」

「なに？どんなことでも答えるよ！」

「ふふーん、どんなことでも？

じゃあ、轟くんとはどんな関係なの？」

「へ？？？」

今思い出した。

忘れてたのは焦凍だ。

________…

(あいつ、いねぇじゃねぇか。

先帰ったのかよ…)