忘れても愛してる。【轟焦凍】 (ページ14)

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なんだろう、今日の轟くんはなんか上の空だ。

僕が話しかけてもスルーするし、同じところで転んだりしてる。

やっぱり、中城さんがいないとここまで轟くん変わるんだね

「緑谷、ちょっといいか？」

轟くんがそう言って僕たちは廊下に出た。

「どうしたの？轟くん」

「なんか、いつもより上の空だね」

轟くんのことだから中城さん関係かなと思いつつも質問する

「実はAに告白した。しかも今日来てないから俺に会いたくないんじゃねぇーかな…」

予想の斜め上の言葉が出てきて口が塞がらない…

「待って、それ詳しく。」

「というか、中城さんは轟くんに会いたくないって思ってないと思うよ？

あの子のことだからきっと寝坊だと思う。」

中城さん、いつも授業中寝てるからきっと今頃寝てるだろうなー

「まぁ、Aのことだから寝坊か」

「長くなるかも知れないけどいいか？」

「長くてもいいから教えて、轟くん！」

説明中________…

だから簡潔にまとめると

好きと言うことを決意
↓
一緒に帰る
↓
中城さんの家の前で告白
↓
振られたけど諦めてない
↓
limeで告白？
↓
現在に至る

「轟くん１つ疑問なんだけど…」

「なんだ？」

「なんで振られたのに諦めないの？」

僕はそこが1番気になった。

絶対、僕だったら諦めちゃうのに轟くんは諦めなくてすごいと感心してる、

「やっぱり、好きなのが諦めらねぇから

あと、Aが他の男と付き合うなんて信じられないっていうか…許せねぇから…」

「轟くんってこんなにも人のこと好きになれるんだね、なんか意外だったよ」

(あと轟くんにヤンデレ要素が少しあるのが意外だったよ)

「轟くんはそんなにも中城さんのことが好きなんだね」

「いや、なんか最近好きじゃねぇ

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大好きになってきた」

うん、轟くんのことだからそんなことだとは思ってたけど…

まだ、愛してるじゃなくて良かったよ…そしたらヤンデレなのか疑っちゃうよ！

「そろそろ緑谷教室に戻るぞ」

「うん、あと中城さんくるといいね！」

「そうだな」

そういって2人は仲良く教室に戻っていった

その時のA________…

(ヤバい、G潰したかも…)

Gを潰したと思って焦っていた。

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