忘れても愛してる。【轟焦凍】 (ページ2)

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昼休み__

「中城さん、好きです！付き合って下さい！」

中庭に目を向けると告白されてるAがいる。

今月で何回目だろうか…

「轟くん、また中城さん告られてるね…」

「轟くんも早くしないと、誰かに取られちゃうかもしれないよ！」

「そんなことは絶対にないから安心しろ緑谷。
だって、俺は誰よりもAが好きだからな」

今だって、告白されてる彼女を見ると心臓が痛くなる。

これってなんなんだろうか。

「轟くんって中城さんにゾッコンなんだね」

「ゾッコンなのか、？」

「何がゾッコンなの？」

「い、いや、いい、や、な、なんでもないよ、な、かじょうさん！！！」

そんなに動揺したら変に思われるだろ

「いや、俺が蕎麦にゾッコンってことだ」

「なんだ、てか轟くんって蕎麦にゾッコンなんだね！」

「あと、お昼ご飯まだだったら一緒にたべない？緑谷くんも！」

2人だと思ったら緑谷もか…また、心臓が痛い

今度、この気持ち誰かに聞いてみるか、

「いや、僕はもう食べたからいいよ。2人で行ってきな」

「わかった！」

2人きりってなった瞬間ホッとしたのはなんなんだ？

____________…

ｶﾞﾔｶﾞﾔ

「轟くん、あそこ空いてるから座ろ？」

「そうだな」

運良く空いていた席に向かい同士で座る。

ほんとは隣がいいな、とか思ったり

「ねぇ、轟くん。教室で言ってたことほんとは蕎麦にゾッコンじゃないでしょ？」

「いや、俺は本当に蕎麦にゾッコンなんだ」

さっきの話バレたらAはどんな反応をするんだろ
う…

「嘘つかなくてもいいんだよ？」

「私さっきの話聞いちゃったから」

はっ、、、、？