【鬼滅の刃】ツガイ【短編集】

時透無一郎 ページ11

「っあ、ふっ、ぅ...んんっ」

「っん...ねぇ、まだダメなの？」


そう言いながら時透様は私の首筋をその綺麗な手で撫でる。撫でられるだけで甘い声をあげてしまい、時透様を調子に乗らせてしまう。時透様は柱、私は隠。どう考えたって不釣り合いな私たちが、なぜ運命の番なのか。神様はとても残酷だと思った


「あ、や...ひっ、ん」

「僕はいつまで待てばいいの？」


器用に私の着ている隊服を脱がしながら指先で肌を撫でる。この微妙な感覚でさえも今は快感に変わってしまう。気持ちよさそうに私がしているからか、時透様は何度も私に触れてくるのだ


「やぁ...！」

「嫌？本当に？」


頬に手を添えられて強引に目を合わせられる。汗ばんだ首筋。辛そうな表情を浮かべながら私を見つめる。噛みたくて噛みたくて仕方がないんだろう。でも、不釣り合いな私と番になって幸せになれるわけがないのに。私がそう思っていると悟ったのか不機嫌な顔になって言った


「不釣り合いなんて誰が決めるの？僕はAがいいんだよ。運命とか関係なく、Aがいいの。僕がこんなに言ってるのに信じないの？言っておくけど嫌とか不釣り合いとか思ってても、身体は正直だよ」


口付けを落とされ、舌を入れられる。舌と舌が当たり、絡まりあう度に身体は暑くなり、ビクビクと震える。唇を離した時透様は怪しい笑みを私に向けた


「ほらね？あ、あともう1つ。見られてるこっちが恥ずかしいくらい、僕が欲しいって顔してるから」


もう覚悟は出来たでしょ


あの欲に塗れた顔でそう言われ、お腹の奥がグツグツと煮えたぎるほど暑くなる

項を噛まれて存分に抱かれた後、時透様は言った


もう僕だけのAだよ。と
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あけましておめでとうございます！
今年もよろしくお願いします！！

むいくん難しくないですか！！？？

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