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鬼舞辻無惨、恋焦がれる~第二章~ ページ23

「ただいま戻りました」

「ああ......瑠花だけか?」


無惨のその言葉には殺気が含まれており、猗窩座と童磨の顔にヒビが入る。ポタポタとそのヒビが出来た部分から血が垂れ落ちていき、無限城の床を汚す。何も反論できないでいると無惨が口を開いた


「瑠都はどうした?なぜ2人連れてこなかった?」

「いやあ、無惨様、2人とも警戒心が強くて困ったのですよ。ただ瑠花は猗窩座殿に並々ならぬ想いを抱いている様子でした。猗窩座殿がいなかったら2人とも連れてこれなかったでしょう!」

「...瑠都は必ず自ら来ます。あいつを待ってやってくれませんか」


猗窩座は瑠都が瑠花を取り戻すためにやってくることを予想していた。そして無惨もそうだと考えたのか、猗窩座たちに罰を与えることはなかった。ほっとした猗窩座と童磨は肩の荷を下ろす。そんな時であった


「ん...なに、ここは?」

「目覚めたか、瑠花」

「っ!む、無惨様...!」


瑠花は目を覚ますと恐ろしいものを見る目で無惨を見つめる。それが気に食わなかったのだろう。無惨は怒り始めた


「私が怖いか?それとも、私が憎いか?」

「あ、えっ...」

「何か言ったらどうだ?」


今にも無惨は瑠花を殺してしまいそうだ。そんなことになっては困ると思い、猗窩座は瑠花を守るように立ちはだかった


「無惨様。瑠花は目覚めたばかりで混乱しているのでしょう。話を聞くのは別の日に...」

「お前に話す時間を与えたつもりは無いが?私は瑠花に聞いているのだ。それとも何だ?瑠花が女だから目の前で殺されるのが嫌なのか?言ってみろ、猗窩座」

「っ...」

「あ、猗窩座...」


無言を貫く猗窩座を見て無惨は溜息をつく。諦めたか、そう思ったがそんなことがあるはずが無い。無惨は腕を変形させて瑠花の首筋に突き刺した


「あ"っ、がっ!あ"あ"っ、う"う"ぅ!!」

「瑠花。お前は完全な鬼となり、鬼狩り共を殺せ」

「あ"あ"っ、い、やだぁ...!」

「っ、瑠花...!!」

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アオイ - 更新頑張ってください! (2022年1月6日 9時) (レス) @page26 id: c4dfd681b0 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - nerineさん» 死なないでください!笑。ありがとうございます!期待に応えられるように頑張りたいと思います! (2020年3月25日 1時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
nerine(プロフ) - 初コメ失礼します!神作過ぎてもう死んじゃう←とっても楽しく読ませてもらってます。体調に気を付けて、無理のないように更新頑張ってください!応援してます!! (2020年3月25日 0時) (レス) id: b9ed9857b8 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 輪廻さん» 長いこと更新していなかったので勝手に完結になってました!すみません! (2020年2月26日 14時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
輪廻 - 良いところで終わり?!気になる! (2020年2月24日 22時) (レス) id: fbe7a16596 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:パフェ | 作者ホームページ:   
作成日時:2019年9月28日 22時

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