【後日談】ツガイ【短編集】

我妻善逸 ページ2

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「可愛いなあ、俺の彼女。ホント可愛すぎるうううう！！」

「ぜん、いつ...朝から、うるさい...」


声が枯れていてゆっくりとそう言ったA。それさえも可愛すぎてまた襲いたくなっちゃうんだけど、どうすればいいの！？ねえ教えて！？みんなはどうやってこの欲我慢してんの！？我慢できるの！？

俺は我慢なんかできない！！


太ももを撫でるとピクっと身体を震わせて、俺を睨む。睨まれるだけじゃ終わらないよ〜。なんて思いながら身体を寄せて口付けを落とそうとすると思い切り顔面殴られた


「痛い！！」

「すぐに盛るな。獣か！」

「本能には逆らえません〜」

「さっさと任務行って！」

「ひどいよぉ！！」


A、冷たい...泣いていい？チュン太郎も俺の味方してくれないし。しょぼくれたまま俺は任務へ向かった


今回の鬼はそんなに強くなくて、炭治郎がすぐに斬ってくれた。俺強くないし、炭治郎いて助かったわあ。Aと俺の子見る前に死ぬとか絶対嫌だもんね！！そう思いながら帰っていると、自分の屋敷から聞こえるAの声


炭治郎に別れを告げて家に入ると、だだ漏れのフェロモンと俺の名前を何度も呼ぶAの声が鮮明に聞こえた。襖を開けると俺の服をかき集め、それらを抱きしめてヒートに耐えるAの姿が見えた

服を投げてAに跨ると引き寄せられて口付けをされる。肌に触れてあげるとわかりやすく嬌声をあげた


「っ、ホントもう、なんなの？巣作りとか可愛すぎない！？」

「っあ、ぜんいつ...すき、ぃ」


潤んだ目で好きとか言われて平気な男なんて居ないでしょ？ちゅっちゅっと全身に口付けて跡を付けていく。全身俺の跡塗れとかほんと無理、好き


「巣作りするなんて、俺が恋しかった？そんなに俺の子孕みたい？」

「っあ...ぅ、こども、欲しい、からっ、おねが、いっ！」


その言葉を待ってたんだよ


「じゃあ、遠慮なんていらないね」


数ヶ月後、Aのお腹に子供ができていたと知り、幸せに満ち溢れた

嘴平伊之助→←竈門炭治郎

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