勝手に傷つけられてんじゃねえ ページ6
夜中にふと目覚めたとき、玄関から物音がした。何か嫌な予感がする...そう思いながら音を立てずに玄関へと向かうとそこには鬼がいた。驚いて声を出しそうになるが、口に手を当てて物陰に隠れた
伊之助は寝ているし...っていうか伊之助、こういう時こそ触覚が役立つんじゃないの??そう心の中でツッコンでいる間に鬼は家の中に入ってくる。息を潜めながら鬼から逃げ、寝室へと向かおうとしたときだった
「見つかってねえとでも思ったのかあ、人間はやはり馬鹿な生き物だなあ、ひひっ」
髪の毛を引っ張られ、顔が苦痛に歪む。大きな手で顎を掴まれ、鬼と目が合った
「嬢ちゃん可愛い顔してんじゃねえかあ。腹に収める前に少しだけ可愛がってやんよお」
もう一度ひひっ、と不気味に笑った鬼は私の着ていた浴衣を引き裂き、顕になった肌にその鬼は舌を這わせる
「ひっ!嫌っ!!」
ヌルヌルとした舌が気持ち悪くて手で相手を顔を叩くとキレた鬼が爪で私の太ももに傷をつけた。ドクドク血が流れ出ていき、その血に興奮した鬼がそこに吸い付いて吸っていく。クラクラしてきたその時だった。目の前の鬼の頭が吹っ飛んで消えていく
「おい!!何していやがんだてめぇ!!」
「あ......」
キツイ言葉の中に私を心配する声色が混じっていたことが嬉しくて涙が出てくる。少し戸惑った伊之助だったが、刀をしまって私のことを抱き上げ、寝室へと連れて行ってくれた。そして薬と布のある場所を教えると大人しく取ってきてくれたが、手当ては出来ないだろうと思い、蓋を開けて薬を塗っていると大声で叫ばれる
「なんですぐに俺様を呼ばなかった!!」
「いや、呼びに行こうとしたら見つかっちゃって...」
「はっ、俺様なら見つからねえように呼びに行けるぜ」
いや、伊之助なら殺しに行くでしょ、と思ったが何も言わないことにした。伊之助は布を巻いた太ももずっと見つめている。不思議に思っていると優しくそこに触れてきて私に言った
「傷つけられてんじゃねえよ。てめぇに傷をつけていいのは俺だけだろーが」
「いや、それもおかしい...」
「あ"ぁ?文句あんのか?」
「......ない」
そう言うと伊之助は満足したように微笑んで優しく私を押し倒し、ほぼ全身に噛み跡を残した。後日なんであの時人の事抱いたのかと聞くと、気持ちいいのがつえーと痛みも感じねえだろ、だそうである
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文字数限界なので感想言えない
とりあえず伊之助尊い!以上!
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シルバーウルフ - 黛パフェさん» リク大丈夫ですか!?伊之助で拘束系ヤンデレをお願いします。 (2021年2月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
にわかですが - や、やっぱ伊之助は可愛いよ。うん。ぎゅーってしてあげたい。 とにかく可愛いよね 作者さん本当ありがとうございました! (2020年2月19日 20時) (レス) id: c2d2cfd7cc (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 名無し56915号さん» 可愛くてかっこいいなんて伊之助は罪な男ですよ。ありがとうございます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56915号(プロフ) - 伊之助かわいーしかっこいいですよねーわかります!まじわかります!めっちゃもう好きです!更新がんばってえください!楽しみにしてます! (2019年8月30日 22時) (レス) id: 2fc398b4d9 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - かまぼこさん» おばあちゃんは人生の先輩なので笑笑。あーんするのも彼は無意識です!笑笑。よかったです!ありがとうございました! (2019年8月9日 19時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パフェ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月31日 9時