私は食べ物じゃありません ページ1
貴方side
「なあ、腹減った」
「...今作ってるって、待ってよ」
「早くしろ」
「ご飯はゆっくり作るんですぅ〜」
ご飯を作っている私の周りをちょこちょこ動き回る伊之助。可愛いよ?可愛いけどさ。動き回られると邪魔だよね。私は料理をしている手を止めて伊之助の頭を撫でてみた
「向こうで大人しくしててよ。ね?」
「......」
無言になっちゃった。ほんと、何考えてるかわかんない。また料理を再開した時だった。猪の被り物をいつの間にかとっていた伊之助は私の腰に手を回して顔を近づけてくる
「は、え、ちょ、伊之助!?」
「......腹減った」
「いや、だから!作ってんじゃん今!!」
「A食う」
「は!!??」
ガブッ!!と勢いよく首筋に噛み付いた伊之助。痛みはもちろん、首筋から流れ出る赤黒い血がぽたぽたと垂れ落ち、私の服を汚していく。口を離した伊之助はペロッと自分の唇を舐めた
「ばか、痛いのにっ...」
「...なんだ、これ」
「はぁ?」
「なんか、すっげぇコーフンすんな、」
そう呟いた伊之助の瞳は獣のようにギラギラとしていて、逃げないと、と本能が訴えている。でも伊之助の力には勝てるわけがない。大人しく彼のされるがままになるしかなかった
「私の事食べるなら天ぷらいらないね」
「食うに決まってんだろうが!」
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シルバーウルフ - 黛パフェさん» リク大丈夫ですか!?伊之助で拘束系ヤンデレをお願いします。 (2021年2月22日 19時) (レス) id: 769a4deb70 (このIDを非表示/違反報告)
にわかですが - や、やっぱ伊之助は可愛いよ。うん。ぎゅーってしてあげたい。 とにかく可愛いよね 作者さん本当ありがとうございました! (2020年2月19日 20時) (レス) id: c2d2cfd7cc (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - 名無し56915号さん» 可愛くてかっこいいなんて伊之助は罪な男ですよ。ありがとうございます! (2019年9月4日 21時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
名無し56915号(プロフ) - 伊之助かわいーしかっこいいですよねーわかります!まじわかります!めっちゃもう好きです!更新がんばってえください!楽しみにしてます! (2019年8月30日 22時) (レス) id: 2fc398b4d9 (このIDを非表示/違反報告)
黛パフェ(プロフ) - かまぼこさん» おばあちゃんは人生の先輩なので笑笑。あーんするのも彼は無意識です!笑笑。よかったです!ありがとうございました! (2019年8月9日 19時) (レス) id: d3f83fb575 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:パフェ | 作者ホームページ:
作成日時:2019年7月31日 9時