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Iwamoto side
帰ってきたAは、ずっと浮かない顔をしている。
友達と遊びに行ったんじゃないの？って思うけど、本人が話したくなるまでこちらからは聞き出さない。
手は繋いでくれたし、俺の話は楽しそうに聞いてたから、原因は俺ではないか。
風呂から上がってきても浮かない顔をしたままで、俺の横に座った。
Aの頭に手を置き体に寄せると、その流れで抱きつかれる。
『私が愛してるのはひーだけだよ』
普段自分からは甘えてこないAが抱きついてくるのだけでもバクバクなのに、"ひー"呼び。
ニヤケがとまらない。
けど、"ひー"呼びが出てるってことは、Aのメンタルが弱ってるとき。
岩「ありがとう、でもどうしたの？」
『んー、、、』
岩「Aから甘えてくることないから嬉しいけどさ、甘えたくなる何かがあるってことでしょ？
嫌なことがあったなら、俺はそれを取り除いてあげたい。
ダメ？」
『ダメじゃない、、』
岩「じゃあ何があったか教えて？」
Aが徐に口を開く。
『友達に、「推しがいるのに彼氏って、彼氏大切にできてんの？推しにも彼氏にも失礼じゃない？」って。
私は照にこんなに大切にしてもらってるけど、私は照のことを大切にできてるのかなって不安で、、』
そう言って、顔を胸にグリグリと擦り付けてくるA。
岩「俺は何度Aに安心させられてきたかわかってる？
Aがいたから乗り越えられたこともたくさんあんの。
Aに推しがいることも分かった上で付き合ってるし、Aが俺の前で推しの話をしないようにしてくれてるってのもわかってるから。
Aが俺の性格をわかってそうしてくれてるってことでしょ？
それに俺は、その推しに対して、大事なA奪ってごめんな、くらいに思ってるから笑」
Aの頭をポンポンとすると、抱きしめる手が一層強くなってて、俺の言葉は伝わってるんだなと感じる。
岩「だから、Aは俺に気を遣わずにこれまで通り推してあげて。」
胸から顔を離して俺を見つめるその瞳は潤ってる。
俺のパジャマを見ると、泣き跡が２つ。
そっと軽く口付ける。
『ん、、、大好き』
岩「俺も」
そりゃ最初はちょっと嫉妬したけど、こうやって弱った時に頼ってくれるのは俺だし、Aからの愛も伝わってくるから、他人にとやかく言われる筋合いはない。
推しを応援してる姿も含めてAだから、丸ごと愛したい。
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Saori(プロフ) - みおさん» 読んでいただきありがとうございます！気づくのが遅くなり申し訳ありません🙇♀️フォロリク承認させていただきました！☺️ (2023年5月4日 0時) (
レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
みお(プロフ) - いつも拝見させて頂いてます😭Twitter、フォローリクしたので良かったら承認お願いします😆 (2023年5月2日 22時) (レス) id: 09dfc95e88 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - セキさん» 一応一般の方なので出すの迷いましたが、バースデイみて書きたくなってしまい出させていただきました。3rd進出願います！！！ (2023年1月2日 21時) (レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
Saori(プロフ) - 裕子さん» ありがとうございます！ゆっくりになるかと思いますが書かさせていただきますね！ (2023年1月2日 20時) (レス) id: d5eaf1d676 (このIDを非表示/違反報告)
セキ - いつかSaoriさんの小説でSASUKEの兄貴たち出ないかな〜と思っていたら、登場して来て驚きました。しかも、日置さん！岩本くんも日置さんも惜しかったですよね。来年は兄貴たち皆で2ndに行けるといいですよね😊 (2022年12月30日 18時) (レス) id: 8ac3d6dc82 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Saori | 作成日時：2022年9月27日 3時
