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1ページ目の夏 ページ1

六月二十五日、晴天









今日は転校生が来るらしい、男子も女子も煩いでも俺も内心楽しみなんやけどね。




[はいはい!着席!今日は転校生が来るわよ!仲良くしてあげなさい]



「うおおおおおおお!!!!!」



「きゃああああああ!!!!!」




うあ、耳取れる。煩過ぎない?俺と仲良い奴以外は発狂してる、実にキモいわ。



[煩いわよ!さぁ、入って来て]



鈴白「……青蘭鈴白、と言います…お願いします…」




お淑やかで大人びた声が響いていた。楽しみにしていたクラスメイト達は、一気に熱が冷めた顔をしていた、気持ち悪いって言う様みたいに。




その理由は、転校生、青蘭さんは白い髪の毛をしとったから。



青蘭さんはいつも通りだと言う様な凛とした。とは違うな、寂しそうな顔をしとった。今までにも同じ反応をされて来たんやろか?



因みに俺は気持ち悪い何て思わん、色素が薄いだけで気持ち悪い何て思う方が可笑しいんやない?



それに、こう思っているのは俺だけじゃ無い、仲良しグループの奴等も同じ考えやし。



面白い事好きな、水遥はうずうずを隠し切れとらんし。




[ん〜じゃあ海原の隣な、海原手を挙げろ]




え、俺やん




夏向「よろしく!」



鈴白「……よろしく」




…これからどうなるやろ






.

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作者名:揺ーゆらぎー。 | 作成日時:2018年6月30日 19時

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