二人は友達 (ページ42)

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「あー…えっと久しぶり。」
久しぶりに面と向かって話す為、謎の緊張が自分の中にある。
「うん、久しぶり。」
「「……」」
気まじ〜〜〜〜〜〜!!何この空気気まず過ぎるんですけど〜〜!!
「…えっと部屋入ってもいいですか？」
謎に敬語になってもうた。
「あ、うん。どうぞ。」
彼も彼でなんで緊張してるのか。ﾊｯ、もしかしてだけどこの後の試合に緊張してるのかも。それなのにプラスでさっきの気まずさがあったから更に緊張させてしまった…これ私要らなくね？
そんな事を思いながら部屋へ入る。さっき見た一瞬で分かってたけど中にいたのは宗くん一人では無い。皆さんガタイがよろしいことから多分、というか確実に野球のメンバーさん達なのだろう。
…皆さん身長高いなぁ。
「は、初めまして、AAと言います。よろしくお願いいたします。」
「よろしくねー」
自己紹介をすると彼らから歓迎の声が聞こえる。優しい人達やでホンマ(何様)。
その人達のうち、ある一人がこっちに近づいてくる。この人も身長が高し。
「ﾋｪｪ…な、何の御用でしょうか…」
「ねぇAちゃんさ、いくつ？」
いきなりですね!!若い子だと嫌われるぞそういうの。でも顔がいいから許されちゃうんだろうなぁ。