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『電話かけても大丈夫？』
『大丈夫ですよー！』
『はーいかけるね』
♪〜
よし、出ます。
ﾋﾟｯ
「…もしもし」
『もしもし？今日の朝はごめんね。急に何か電話かけたいとか言っちゃって。』
村上さんは電話を始めてすぐに謝ってきた。いや謝んのこっち。貴方、悪くない。理解出来た？OK？まぁそんな事を声に出して言える訳もなく、
「いやいや、私こそ忙しいのに朝電話かけちゃってごめんなさい。」
えー、はい。ちゃんと謝りました。よし、この話はもう終わりや!!
『…えーヤバい電話出来たのが嬉しすぎていざ何話したらいいか分かんない。』
「…え」
んーーー…聞き間違いかな？
『あっ、いやそういう事じゃなくてえっと』
めっちゃ挙動不審じゃん。何か、可愛い。
「…あ、ありがとうございます？」
『ゴメン忘れて!!』
「笑笑」
つい可愛くてからかったら凄い勢いで否定された。え、だって実際村上さん可愛いじゃん。野球やってるテレビの映像とか実際に会った時はめっちゃカッコよかったのに…これが、ギャップってやつか。(因み私は推しのギャップ萌えで１回心停止しかけたことある。あれは心臓に悪い。あんな可愛い笑顔なのに、なのになんでふとした時めちゃんこかっこいい顔するんや!!オタク殺す気か!!横顔好き…死)
閑話休題
『酷いよAさん…』
「すみません笑」
スマン流石に笑いすぎました、ごめん。反省はしている、後悔はしてないけど。
『まだ笑ってる…はぁ、かっこ悪』
「いやもう笑ってないですよ〜それに村上さんはカッコイイです。そんなに自分を卑下しないでください。」
まぁさっきは可愛かったけど、とは言わない。言ったらなんかもっと面倒くさくなりそうなので。
『…ねぇ、そういう事他の人達にも言ってるの？。』
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作者名：吹雪鬼 | 作成日時：2023年5月3日 14時
