Master and servant 2 ページ18
「クロ」
Aがコントローラーを握り、画面から目を離さずに
隣に寝そべってポテチを食べるクロの名を呼んだ
「何だ」
「今何時？」
「午後８時」
「入れ替わりに気づいたのは？」
「午前８時」
「……」
「……」
「戻ってないな」
「だな」
あれから約１２時間がたっていた
無論ふたりの姿は戻っていない
というのも、今までゲームをしていたからという実にシンプルな理由なのだが・・・
「何で私ら今までゲームしてたんだろ」
「Aが『身体入れ替わっても私は最強だからな』とか、言ったから」
「あっはっは、だよねー」
「だからまぁ…Aのせ「え？」ナンデモナイデス」
クロ(見た目はA)が何かを言おうとした瞬間、クロ(中身はA)が穏やかに微笑む
Aはクロが黙ったのを確認すると、小さく頷いた
「ま、明日になりゃ直るってのがお約束だろ」
「そうだよな」
「あれ？もしかして私は今クロなんだから、ネコになれんの？」
「あ？あー…どうだろーな」
「ちょ、ちょ！試してみよう！やろう！」
「えー…」
「いいから付き合え！」
「はぁ、はいはい…」
まるで新しいおもちゃを見つけた子供のようにはしゃぐAを見て
クロは疲れたようにため息をついた
こうしてふたりは、入れ替わりを十分に堪能したのでした
翌日、ちゃんと戻った
「いや、満喫したのAだけだろ…」
「いいんだよ、私が楽しけりゃ」
「一巻の椿みたいな事言ってんじゃねぇ」
The story end.
Thank you for watching！
This story was written by rinka.
デスマッチ in 城田家:１→←Master and servant
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まっきーぺん(プロフ) - 分かりました！ (2015年8月1日 14時) (
レス) id: 79376702b5 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まっきーぺんさん» もう少しお待ちください！ (2015年8月1日 5時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
まっきーぺん(プロフ) - いつ書けば良いですか？ (2015年7月30日 17時) (レス) id: 79376702b5 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - 優勇(ユウ)さん» OKです！ (2015年7月30日 17時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
志吾(プロフ) - まっきーぺんさん» 了解です！ (2015年7月30日 17時) (レス) id: f062d4abc7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：一帯誰がシリーズの読者様 x他5人 | 作者ホームページ：http
作成日時：2015年2月3日 22時
