7，クイズ ページ7
「そりゃおかしいぜ」案内マップを見ながらレオリオさんはそう言う。
ゴンが船長から聞いた話によると、杉の木を目指していけとのことだそうだ。
けれど通知書にはザバン地区のどこか、と書かれていてその矛盾について議論していた。
結局ゴンは杉の木を目指すらしく、クラピカさんもそれについていくという。
「Aは？」と唐突に聞かれたのでやべえ、何も考えてなかった、と焦る羽目になった。
「私はどうしようかなぁ……」
なんとなくレオリオさんは頼りなさそうだし、ゴンのほうが勘が良さそうだ。
「よしっ、私も杉の木目指すぜ！」
「おいおい、本気かよ？」と私達をありえない、という目で見るレオリオさん。
短い付き合いだったけどじゃあな、そう言って私達は別々に分かれた……はずだった。
「ねえ、なんでレオリオさんいるの？バスは？」
「ほ、ほら、三人だけじゃ寂しいだろ？俺もつまんねえしさあ…」と後ろで語っている。
クラピカさんもゴンも興味ないといった感じだったので可哀想だったから訳を聞いてあげた。
やだ、私って優しい。もしかしたらレオリオさんに好かれちゃうかもだけど正直美形以外に興味はない！あときっと歳の差やばい気がする！
しばらく歩いていくとなんかすっごい薄気味悪い道にはいる。するとレオリオさんも同じこといった。地味にショック。
「ううん。結構人いるよ」
ゴンがそういうので当たり見渡すも人ひとりいない。
え、ゴンって幽霊とか見えちゃう系なのかな、と割と本気で怖くなってきた頃、いきなり扉が開く。
するとあっという間に横に一列並んでいて、その中心にはおばあさんが。
人ってもしかしてこの人たちか！ゴンなんで分かったんだろう……とまた別の意味で怖くなった。
そして目の前の光景があまりにもどこかのジブリ作品に似ていたのでそれもまた微妙に怖かった。
ドキドキ…とおばあさんがいうので「どきどき…」と繰り返すとレオリオさんも同じことを言ったのでクラピカさんが割とがちめの引いた眼を私に向けてきた。
2回ドキドキときたので何か凄いことが起こるんじゃないかと思い心臓がやけにうるさかった。
くわっと目を開いたおばあさんが大声で叫ぶ。
「ドキドキ2択クイズーーーー！！」
「へ…？」
吃驚したのは私だけではないと思う。
――――――クイズ
(ドキドキ2択クイズよりおばあさんの声にめちゃめちゃ吃驚した。
それより後ろの演奏隊は果たして意味があるのだろうか。)
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ミカミカ(プロフ) - ふわさん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。夢主の性格は完全私好みに作ってるんですけど需要あるのかな、なんて思ってたりしてて…好きって言ってもらえてうれしいです！ちゃんと更新していけるよう頑張ろうと思います！ (2018年1月14日 18時) (
レス) id: 1378b71dbe (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 内容も面白いですし夢主の性格も好きですし語彙力に満ち溢れてて素晴らしいと思いましたっっ！！！即お気に入り登録ですねわかります。例え方とかそれ持ってくるのかーっ！って感じで好きです笑応援しています！頑張ってください！ (2018年1月14日 11時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカミカ(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます！！！これからもちゃんと一話ずつ更新していけるように頑張ります！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 53b155e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - おもしろくて最高です。頑張ってください！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 61e483c7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカミカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mei1127/
作成日時：2018年1月6日 18時
