5，説教 ページ5
「ふう…で、残ったのはこれだけか。」
操縦室に移動すると船長は私たちを見据える。
「まず、四人の名前をきこうか」と煙草を吸いながら渋く決める船長さん。
「俺ゴン！！」と真っ先に答えるゴンに続いてクラピカさ、レオリオさんが自己紹介をする。
これあれかな。面接だよね。
よし、ここは悪目立ちしないように答えよう。いや、だけどここは本名教えないほうがいいのかな。それに面白いこと言ったほうが印象良いかもしれない…！よし、と思い切って
「吾輩は猫である。名前はまだな…すみませんでしたAです」と答える。
あ、今思いっきり冷たい目でみられた。
「お前ら、なんでハンターになりたい？」と無視され尚も煙草を吸い続けながらいう。
試験管でもねえのになんたらかんたらと文句つけるレオリオさんに、あの人クレーマーでいそうだなあ、と若干失礼なことを考えていると見かねたゴンが自分の動機を話す。
面接なのかもしれないから適当にそれらしい理由でもいっとくか。
「私は動物が好きだからで…「嘘つけ」
最後まで言わせてくださいよぅ！」
「魚であんなにビビってんだ。嘘か本当かぐれぇ簡単に見抜ける。
……他二人は」
…え、まって、これ落ちたパティーン？私顔にカニまでつけて頑張った(大して何もしていない)のにここで脱落！？
「取り消せ、レオリオ！！」
「…へ？」
「レオリオさんだ」
暫く自分の世界に入っていたのでいきなりの怒鳴り声に驚いてめちゃめちゃ間抜けな声が出てしまった。
クラピカさんとレオリオさんが外に出ていく。
何が起こっているのかわからないのでとりあえず視線で助けを求めるもゴンは「今怒っている理由はとても大切なんだよ、」と答える。
うん、やっぱりわからない。
2人についていくとまだ嵐がすごかった。
嵐の中、帆を一生懸命引っ張るゴンの下で私は柱にしがみついていた。
(とばされる！ぜったい飛ばされるっ)
とんでもなく強い風に早く中に入りたいと思いつつも、私だけ中に入るのもいかがなものかと思い入るに入れない状況。
すると一人の船員が強風に吹き飛ぶ。レオリオさんとクラピカさんは手を伸ばすもとわずかに届かない。私は魔法のステッキを出そうとするもてんぱって柱を離してしまいまさかの吹き飛び。
隣を見るとゴンがいてそのまま船員の足を掴む。ゴンが掴んだのをみて思わず私も掴んでんで私とゴンをレオリオさんとクラピカさんが掴んでまるで人間知恵の輪のように複雑になった。
そして説教。
――――説教
(こういう時黙っているのが一番だということを私は知っている)
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ミカミカ(プロフ) - ふわさん» ありがとうございます！めちゃくちゃ嬉しいです。夢主の性格は完全私好みに作ってるんですけど需要あるのかな、なんて思ってたりしてて…好きって言ってもらえてうれしいです！ちゃんと更新していけるよう頑張ろうと思います！ (2018年1月14日 18時) (
レス) id: 1378b71dbe (このIDを非表示/違反報告)
ふわ(プロフ) - 内容も面白いですし夢主の性格も好きですし語彙力に満ち溢れてて素晴らしいと思いましたっっ！！！即お気に入り登録ですねわかります。例え方とかそれ持ってくるのかーっ！って感じで好きです笑応援しています！頑張ってください！ (2018年1月14日 11時) (レス) id: 79dd4d3ff6 (このIDを非表示/違反報告)
ミカミカ(プロフ) - ねこさん» ありがとうございます！！！これからもちゃんと一話ずつ更新していけるように頑張ります！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 53b155e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ(プロフ) - おもしろくて最高です。頑張ってください！ (2018年1月9日 22時) (レス) id: 61e483c7f6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカミカ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mei1127/
作成日時：2018年1月6日 18時
