ある日うちにやってきたコナン君。

27日目 ページ45

「おっはよー！しまちゃん！！」
マリンパークランドから帰って一日後。
いつものように学校にいき、いつものように我が親友のしまちゃんに挨拶する。


しまちゃんは私の方に振り返り、私の顔をみたあとその端整な顔を最大限ゆがまして私を得たいの知れないものをみるかのような目を向けてきた。


え、なに。私登校そうそうなんかやったか！？？うわぁ、どうしよ。あ、もしかして行きに飛んできた缶にジュースまだ入ってて付いてるのかな。
と、なかなかでかい手鏡をだして確認するも異常なし。

考えても一向にわからないし、クラスの人がわりと私の方をチラチラみてくるのが気になって仕様がないのですが。
「....あんたさ、ついにやったか........」
いや、うん全然わからない。何をやったんだ、私は。しかもやめて！みんな私を微妙に引いた目でみないで！何をやったというんだ、私は........！


「マリンパークらんどで小学生を彼氏っていったんだって？」

やらかした。

「........い、いや....！！でもこれには誤解があって！！決して彼氏って訳じゃなくてですね........」

「言ったんだね？」

「........言いました....」
しまちゃんの圧力に負けて認めてしまったが、やっぱりか、みたいな皆の反応はなんなのかなぁ！？

皆私のことそんな風に思ってたの！？？え、ちょっと傷つくんだけど........

しかも中条君まで何とも言えなそうな顔してらっしゃる....！

「ただイルカストラップほしかっただけなのに....」
そう呟くと中条君がイルカストラップ？と聞き返す。

「カップル限定しかもらえないっていうから....」そう答えると中条くんは何かを理解したようで、小学生はAの従兄弟だよ、という。

その言葉にきょとんとしたあとなーんだとつまらなそうに席に戻る皆。

な、中条さま....！！！なんであなたは私なんかに優しいのでございますか！！


中条君のおかけでなんとか小学生にてを出した変人疑惑を払拭することはできたが....


廊下でたまに小学生はやめろよ？なんてだんしがいったり、先生がいったり....

払拭できた(？)

(中条よかったね、Aに彼氏がいなくて)

(は、はぁ！？なにいってんだよ、志麻関！！)

(まぁ、因みにAには婚約者がいるけどね)


(こ、婚約者？？ほ、本当か....？？)

(いや、まぁ、嘘だけどね。あんたバカなの？)

(嘘かよ....！！)

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