22日目そのに ページ31
「A、今日家いってもいいか??」
授業中、ぼんやり窓の外をみてなにやら考え事をしていた中條くんが深刻な顔をしてきいてきた。
その勢いに負けて「いいよ」といってしまった私。
なにかあるのかな....
だってあんな顔はじめてみたもん。
思い詰めたような、そんな顔。
勿論、力になれるのなら力になりたいし、よけいなお世話かもだけど、今まで困った時いつでも力になってくれた中條くんが悩んでるなら、助けたい。
あ、でもやっぱり余計なお世話かなー
私っていっつも空回りするし。
よくKYって言われるし....
ていうか厚かましいよね!!中條くんが悩んでることなんてもっとすごいことにきまってるじゃん!
私なんかが力になれるわけないよねー
なにかんがえてるんだろ。
あー今日中條くんが家にくるのかー
家に....
「家?!!」
あ、あの、中條くんが私の家に??!
ど、どうしよう。家綺麗だったかな。
紅茶とか、お菓子とかあったかな。
こ、コナンくん!!!
....そして放課後。
中條くんが来る前にケーキと紅茶と、色々
かってまっていた。
コナンくんが友達なんだろ?なんでわざわざ買ってきたんだよ、とぐちぐち文句をいいながら掃除していた。
「あの中條くんがくるんだよ!??」
「だからどの中條だよ」
呆れた顔で、掃除に勤しむコナンくん。
なんだかんだいって手伝ってくれるよなぁ。
....文句もいうけど。
そうこうしてるうちにインターホンがなり、玄関をあけると、辺りは暗いのに、眩しいオーラを放った中條くんがいた。
うん、平常運転!!
家にあげ、どーぞどーぞ、とソファーに座らせる。
中條くんはありがとう、と遠慮がちに座る。
「えっと....どうしたの?今日は」
他愛もない話をして、なにかいいたそうな中條くんにさりげなくふる。
すると中條くんは私の目を真剣な眼差しみつめ、これからいうことが可笑しいことなんだけど....と話始めた。
私の隣にいたコナンくんは真剣な話だとおもったのか、僕二階にいってるね、と立ち上がる。
「その必要はないよ
....コナンくん」
163人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ニッチ(プロフ) - 初めまして!とても面白かったです!キュンとして切ない感じが良いです!番外編とか見てみたいなって、ちょっと思いました! (2018年7月6日 4時) (レス) id: 82d03a44e1 (このIDを非表示/違反報告)
ミカミカ(プロフ) - * 森さん@tear *さん» ありがとうございます!楽しく読んでもらえて嬉しいです(*^^*)了解しました! (2018年1月9日 20時) (レス) id: 53b155e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
ミカミカ(プロフ) - 月影愛梨さん» 了解しました! (2018年1月9日 20時) (レス) id: 53b155e8d7 (このIDを非表示/違反報告)
* 森さん@tear *(プロフ) - こんばんは!いつも楽しく読ませていただいてます。アンケートですが、1がいいです! (2018年1月9日 20時) (レス) id: a504df0074 (このIDを非表示/違反報告)
月影愛梨(プロフ) - アンケートですがワンです! (2018年1月9日 18時) (レス) id: a85507e01d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ミカミカ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mei1127/
作成日時:2017年1月4日 22時