高校生と宇宙人〜next story〜

＊ ページ33

裕「Aー！！！｣









すると中から勢いよく出てきたゆたくん。









裕「どうやった？僕どうやった？｣









私に抱きつきながらそう聞いてくるゆたくん。









貴「もうすっごいかっこよかった！本当にお疲れ様！！キラキラしててもうかっこいいしか出てこない。｣









するとゆたくんはへへっと笑って









裕「僕Aに気づいて手ぇ振ったん。分かった？｣









貴「分かったよ！私も振り返したもん。私ゆたくんしか見てなかったし、、、。｣









そう言ってお互い笑い合う。









亜「ちょいちょい！いい所申し訳ありませんが俺たちもいるんですけどー。｣









貴「あ。｣









恥ずかしい。すっごく。









前を見るとメンバー全員集合。









全然気づかなかった。









龍「しかも裕太くんしか見てなかったやって。僕ら悲しいわー。｣









隼「俺も見て欲しかったー！！！！｣









なんか。ごめんなさい、、、。









涼「だけど俺Aちゃんに気づいたよ？｣









玲「てかみんな気づいてたし。｣









そう言うとうんうんと頷くメンバーたち。









貴「えっ、、、。｣









亜「最後の方泣いてたしね。｣









(うわぁー、、、。それも見られてた、、。)









貴「っだって感動したんですもん。皆さん本当にかっこよかったです。お疲れ様でした！｣









裕「僕もう帰るわ。｣









亜「え？そう？じゃあお疲れ様！！｣









そう言って荷物をまとめ一緒に部屋を出る。









裕「僕ほんまにAのこと考えて踊ったで？そんでA見つけた瞬間もう嬉しかったわ。｣









貴「っ、、、なにそれ、、、。｣








2人で家まで手を繋いでそんなことを話しながら歩く。









裕「僕な、Aがおるから頑張れんねん。これからもずっと僕のそばにいてや？｣









貴「そんなの、、、決まってんじゃん。｣









ライブのゆたくんも好きだけど普段のゆたくんも大好きだよ？




全部全部大好き。

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