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そう言って私の髪を掬い上げる亜嵐くん
『ち、、、、違います、、、。本当にお礼だけで、、、。』
心臓がバクバクする。
するとまた亜嵐くんがふっと笑い
亜「へぇ、、、。こんなに真っ赤な顔してよく言うよ。｣
『、、、、、、、、っ！』
そう言って私の頬を優しく撫でる。
その行為に少しだけビクッとしてしまう。
そして近づいてくる唇。
もうダメだ、、、。そう思い目をギュッと瞑る。
『、、、、ったあ！』
私のおでこに物凄い衝撃。
一瞬何が起こったか分からない。
(デコピン、、、、された？)
目をうっすら開くと肩を上下させて笑ってる亜嵐くん。
亜「キス、、、、されると思った、、、、？｣
『、、、、、っ！』
またうっすら笑いながらそう言ってくる亜嵐くん。
私は顔に熱が集まるのが分かった。
亜「残念ながら俺子供っぽい体型の女に興味ないからさ。あんたが思うような事はしないから。安心して。｣
『、、、、、っ！』
ズキッと心が痛む。
分かってた。やっぱり自分は"そういう"対象じゃないことは。
嬉しいはずなのに。
なんだろう。心がモヤモヤする。
一瞬"恋"という言葉が頭に浮かんだが首を横に振る。
この想いに気づいてはいけない。
だめ。絶対に。
私は自分に言い聞かせる。
『部屋に、、、、戻ります。』
横たわっていた体をゆっくりと上げベッドから降りる。
『失礼しました、、、。おやすみなさい。』
終始亜嵐くんの顔を見たくなくて俯いて部屋を出ていったため亜嵐くんがどういう表情をしていたのか分からない。
自分の部屋に入り布団に入る。
目を閉じれば浮かぶのは亜嵐くんの顔。
『だめ、、、、、。だめだよ、、、。』
私は布団をかぶり頭から亜嵐くんの顔を必死に消そうとする。
だけど無くそうと思えば思うほど亜嵐くんが出てくる。
私はギュッと目をつぶりいつの間にか夢の中へと堕ちていった。
*☼*―――――*☼*―――――*☼*―――――*☼*―
こんばんは、さのひな。です！
ここまで読んでくださっている皆様本当にありがとうございます！
まさか掛け持ち作品がここまで皆様に読んでもらえるとは本当に思いませんでした！
亜嵐くんのキャラを作るのに必死で頑張っております汗
お気に入りや評価など是非してくださればと思います。
これからも読んでくださるとありがたいです！
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さのひな。(プロフ) - あやめさん» ありがとうございます！！楽しみなんてそんな、、、！！続編もぜひよろしくお願いします！！ (2018年7月17日 15時) (
レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
あやめ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いですっ！！！毎度毎度の更新が楽しみで仕方ありません！！笑 更新されたらすぐに読んじゃいます！笑 続編も楽しみです！ (2018年7月17日 14時) (レス) id: 66d5599639 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - 心音さん» そんなこと言ってもらえると更新頑張れます！！ 嬉しすぎます本当に！！！続編もぜひ見てください！！！ (2018年7月17日 14時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» どうなっちゃうんですかね〜笑 私もまだよく分かりません！楽しみにしててください！！！ (2018年7月17日 14時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - マチョ原まやさん» どんどん妄想してください！笑 亜嵐くんのキャラ作るのに必死です笑笑 続編もぜひ見てください！！ (2018年7月17日 14時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さのひな。
| 作成日時：2018年6月27日 23時
