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咄嗟にそう思った私は踵を返して走り出す。
裕「おい!!!A!!!」
遠くの方からゆたくんの声が聞こえるけどそんな声に立ち止まっていられるほどの寛大な心は持っていない。
とにかく走る。走って走って少し外れた道に出る。
貴「ッハァ、、、、ハァ、、、、。」
結構走ったのだろう。息が苦しい。
後ろを振り返ってもゆたくんらしき影はない。
安心したのもつかの間さっきのゆたくんと女の人の光景が頭の中でちらつく。
、、、、、苦しい、、、胸が苦しい。
きっとこの苦しさは走った後の苦しさだけじゃない。
視界がボヤける。
貴「っ、、、、、!ふぇっ、、、、!」
堰が切れたかのように涙が次から次へと溢れ出る。
、、、、、分かっちゃった。自分の気持ち。
、、、、、そしてそれが叶わないということも。
、、、、、、私ゆたくんが好きなんだ、、、、。
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さのひな。(プロフ) - パープルさん» ありがとうございますっ!!そんなこと言ってもらえて本当に嬉しいです泣 (2018年6月2日 22時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
パープル - この作品めちゃくちゃ面白くて大好きです!更新楽しみにしてます! (2018年6月2日 11時) (レス) id: 9f6389565e (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - はらさん» すみません!外すのを忘れていました!教えていただきありがとうございますm(_ _)m (2018年5月29日 20時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
はら - オリジナルフラグをちゃんと外して下さい (2018年5月29日 19時) (レス) id: 97f993984b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年5月29日 18時