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『っ涼太くん、、!』
涼「戻ってこないから見に来たけど2人とも険しい顔してどうしたの?」
涼太くんが階段から降りてきた。
私は亜嵐くんと距離を取っていたが、もしかしたらさっきのキスを見られてしまったのではないかという思いがあった。
私は涼太くんと付き合っていない。
だけど私は亜嵐くんには涼太くんのこと好きだと思われている。
それでも亜嵐くんのキスを受け入れてしまうからきっと軽い女だと思われているだろう。
でもなんで亜嵐くんはキスなんかしてきたんだろう、、、。
『ごめんね!い今お茶持っていこうとしてたところなんだけど、、、。』
涼「そっか。俺も手伝うよ。」
『あ、ありがとう。』
そして2人で用意をしていた時涼太くんがチラッと亜嵐くんに目を向ける。
涼「白濱。久しぶり。」
そう言われた亜嵐くんは何故か無言で不機嫌な顔。
涼「なんでそんな顔するの?俺のこと嫌い?」
涼太くんは笑顔でそう聞いた。
涼太くんは笑顔で話しているけどなんか雰囲気が怖い。
亜「、、、そうだね。」
『え?』
亜「嫌いになった、、、とでも言うべきかな。」
そう言った亜嵐くんに涼太くんは更に笑う。
涼「アハハっ。奇遇だね?俺もたった今嫌いになった。」
『え、、?涼太くん?』
涼太くんってこんなこと言う人だっただろうか。
亜嵐くんは何も言わずに私達の元から去っていった。
涼「じゃあ持っていこ?」
そう言われ涼太くんと一緒に部屋に向かう。
涼「食べようか。」
『うん!』
部屋に入ると買った和菓子を用意してくれた。
私達はいちご大福を食べた。
だけどいつの間にか考えていることはさっきの亜嵐くんとのキス。
こんな時に亜嵐くんの事なんか考えてちゃ行けないのに。
涼「どうしたの?』
『、、、え?』
涼「ぼーっとしてたから。考え事?」
『っううん!何でもないよ?』
涼「そう?ずっとなにか考えてる気がする。」
私が誤魔化しても涼太くんは疑っているようで。
涼「当ててあげよっか?」
『えっ、、?』
涼「白濱のことでしょ?」
『っ』
私は言葉に詰まった。涼太くんはきっと気づいている。確信した。
私か亜嵐くんの事を好きだということを、、。
『違うよ?そんなことあるわけない、、。』
確信してたとしても認めるわけには行かなかった。
涼「そっか。」
そう言って笑った。だけど。
涼「でも一つだけ。白濱はやめておいた方がいい。」
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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時