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日曜日。



ついに日曜日になってしまった。




私は朝からなれないメイクといつもは着ないような綺麗な服を着た。




あれから数日がたった今でも答えが出せていない。



とりあえず答えが出ていなくても涼太くんに会わなくてはいけない。



家を出る時間になるまでリビングで暇を持て余していた。



すると亜嵐くんが2階から降りてきた。



『おはようございます。』



そう言うと亜嵐くんがチラリと私を一瞥した。



だけど何も言わなかった。



私はそのまま亜嵐くんと一言も話さずに家を出た。



メールで指定されたレストランに待ち合わせの15分前についた。



まだ涼太くんとそのご両親は来ていなかった。



しばらく待っていると。



涼「ごめん!待った?」



『涼太くん!、、、と。』



声のするほうを見ると涼太くん。だけどその後にご両親らしき人もいた。



緊張しないでねって涼太くんからメールは来てたけれどいざ目の前にすふとやっぱり緊張してしまう。



涼「とりあえずレストランのなかに入ろうか。」




そう言って中に入るとどうやら貸切のようだった。




涼「ここ、僕の両親のレストランの1つ。」



だから貸切できるのか、という妙な納得。



でもそれと同時に涼太くんとは住む世界が違うんだなと少しだけ思ってしまう自分もいた。



レストランのひとつのテーブル席に座る。



『あ、あの、、、初めまして。中野Aです。』



目の前に座るご両親はとっても綺麗。



お父さんは優しそうでお母さんはとっても美人。



どことなく涼太くんに似ていた。



父「Aさんだね?聞いているよ。今日はわざわざありがとうね。



白濱さんから話を聞いていると思うのだけれど、、。」



『はい。』



父「どうだね。私も君を見る限りすごくいい子そうだしぜひ考えて貰いたい。」



『、、、、。』



父「涼太もすごく君のことを気に入っている。もちろん無理にとは言わないがね。」



私はなんて返事をしたら良いのかわからない。



母「涼太のことはどう思っているのかしら?」



すると今度はお母さんが私に話しかけてきた。


『あ、の、、、。』



涼「Aはまだ答えを出せないでいると思うから少し時間が必要だとおもう。」



私が答えようとする言葉を遮って涼太くんがそう答える。



涼「それにAはまだ俺のこと好きじゃないみたいだから。ね?」



『っ』

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さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから亜嵐くんが積極的になります!お楽しみにしててください!! (2018年8月2日 19時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - ひき止めちゃう(。>д<) 両思いなのに離れてしまうのか(>_<)さぁどうなる?どうなる?! (2018年8月1日 20時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - wanaさん» これから行動起こしていくと思います!!期待していてください!あのGENE犬グッズ欲しいです!!早く商品化して欲しい!!プリレジェも欲しいなぁ〜笑 (2018年8月1日 13時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 切ないですね(。>д<)亜嵐ちゃんどうする(>_<) UEOキャッチャーでGENE高のgene犬ぬいぐるみが(^_^)vでも普通に販売していただきたいですな。プリジェレグッズもonlineで (2018年7月31日 21時) (レス) id: 6b71f40621 (このIDを非表示/違反報告)
さのひな。(プロフ) - かたつむりさん» ありがとうございます!隼くん好きなんですか!私の目標は全メンバーとの小説を書くことなのでいつか隼もかけたらいいなーって思います!これからも更新楽しみにしていてください! (2018年7月31日 21時) (レス) id: 1d540c02f4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:さのひな。 | 作成日時:2018年7月17日 14時

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