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ー翌日
昨日のことを全部包み隠さず仁奈に言った。
仁奈「・・・ふーん。てっきり、嬉しい!楽しい!大好き!からのうれしはずかし朝帰り♡かと思ってた。」
『むしろ、その逆だわ。』
仁奈「17歳だけでそんな引くかねぇー・・・あっ・・・」
『どうしたの?』
仁奈「やば!警察!」
『まじ?』
大貴「そこの2人ー!止まりなさい。」
「『ごめんなさーい』」
大貴「ダメだろー!二人乗りはー。君たち高校生だよね?生徒手帳見せて貰える?」
え?この声。聞き覚えある。
『大貴くん!?』
大貴「ところでこれ君の自転車かな?ちゃんと防犯登録してる?」
『たっ多分!ってか大貴くんだよね?』
大貴「あっこれ、防犯登録してないね。」
『え?シカト!?』
大貴「防犯登録は!?」
『しっ・・・してません・・・』
大貴「しなきゃダメでしょ。最近、自転車の盗難事故多いんだから。車体番号確認するね。」
仁奈「なんか、昨日の雰囲気と違くね?」
『確かに。てか・・・なんで知らないふりするの?あの時私が悪かったけど、・・・私は嬉しかったのに・・・』
大貴「確かに君の自転車だね。ありがとう。」
・・・あっそうか。無かったことにしたいんだ。
仁奈「てめー乙女の勇気シカトかよ!?」
『・・・そうだよね。あの時大貴くんが仲良くなりたかったのは22歳のAちゃんだもんね。迷惑かけてごめんなさい。おまわりさん。』
ちゃんと、言えた。 これでスッキリする。
『・・・行こ。』
仁奈「もう、いいの?」
『・・・いいの。私そんないい子ちゃんじゃないから。』
そりゃ、そーだよね。騙したのは私だから。
しかも、警察官に。
警察官と高校生の恋なんてありえないから。
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上彩 - そうだったんだ、私も手伝いに行くときあるよ!お土産宜しくお願いします(*^_^*) (2017年5月3日 21時) (レス) id: 76a022fff5 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - ごめんね!今日おじぃちゃんの家の田植えで忙しくて、明日旅行でお土産買ってくるね! (2017年5月3日 20時) (レス) id: 7392e3c17c (このIDを非表示/違反報告)
上彩 - こんにはかな? (2017年5月3日 10時) (レス) id: 76a022fff5 (このIDを非表示/違反報告)
上彩 - 抜かせないよ!多分… (2017年5月2日 16時) (レス) id: 76a022fff5 (このIDを非表示/違反報告)
美月 - 私155.4だよやばいゆなちゃんに抜かされる (2017年5月2日 7時) (レス) id: 7392e3c17c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Suzu | 作成日時:2017年3月26日 14時