PとJK【Arioka Daiki】

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今日は、大貴くんが挨拶に来る日。


問題のお父さんは、なんて言うかな？



『大貴くん、家分かんないかもしれないから迎えに行ってくるね！』



母「いってらっしゃーい！！」



大貴くんを迎えに行き、家に戻ってくると、



父「はい、どーーーもお父さんでーす。えーと、君が有岡くん？17の娘を嫁にくれとかほざいちゃってる？非常識公務員の有岡くんですかぁーーー？？」



え？



お父さんは、ヤンキーが着そうな服を着てサングラスをかけてリーゼントしてジャラジャラのネックレスをつけて座っていた。



『お父さん！！！なにその格好！！いつも、気弱な中年なのに！！』




父「うっさい！！こーゆーのは、最初が肝心なんだ！娘を変態から守るためにな！！」



『大貴くんのどこが変態なのよ！！』



大貴「そう思われても仕方が無いと思ってます。突然の挨拶になってしまい申し訳ありません。有岡大貴と申します。少しでもいいのでお話をさせていただけませんか？」



父「話だけなら聞いてやってもいいけどな。」



大貴「ありがとうございます。」



母「3人ともお茶入りましたよ〜 有岡さんはね、Aが変質者に襲われた時助けてくれたのよー お母さん、その時迎えに行ってお会いしたの！ほんと、ヒーローみたいで素敵よね〜♡」



大貴「いえ･･･仕事ですので･･･ そんな大層なものじゃないです。」



父「それで被害者に手出すってか！とんだ破廉恥ヒーローだな！」


『手なんか出されてない！私がしつこくつきまとっちゃったから。』



大貴「お父さんのおっしゃる通りだと思います。自分でも非常識なことをしてると思います。それでも警察官としてけじめをつけようと思った時、離れるよりも一緒にいることを選びました。これから先、何があっても命をかけて守る覚悟はできております。どうか僕に任せていただきませんか？」



そんな風に思ってくれてたんだ。

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