Story.55 ページ5
プンッ、プンップンプン。
「ねえごめんて〜ピアノは上手だったよ?」
アフタヌーンティーをしながらもずっとプンプンしてる
Aお嬢様、暫くは聞く耳を持たないのかなぁ…
「A?ごめんて、もうAは素敵なお嬢様だよ?」
「……フンッ。」
もお。俺が変な提案をしたからこうなって…………?
りりぃ『あら、Aお嬢様は今日は大変ご立腹で…』
「りりぃさま、、、!?!ご、ごきげんようぉ……」
さっきまでプンプンしてたAはりりぃが来た途端に
アフタヌーンティーは1度止めて立って挨拶する
そうそう、そーいう所だよ?笑 しっかりお嬢様じゃん、わら
りりぃ『ふふ、Aさまは相変わらずブレないわね』
「ぶ、ブレない、、、????」
りりぃ『他のお嬢様たちが大変にしている中平凡として
辰哉くんのお嬢様でいられてるなぁ〜っと悪い意味で尊敬だわ』
…おい。せっかくAが考え込まずやろうって決めたのに
そういうこと言うためだけに挨拶に来たんか?
執事の俺から言わないと……Aを守らないと………
「あのーりりぃさま…その、「フンッ!!」」
????ちょ、Aお嬢様???
「私だってしっかりしたお嬢様だもん!!
それにみんな辛そうにしてるもん!!平凡なんかしてる余裕ないもん!!」
『……なんですって!!その口の聞き方は!!信じられない!!』
……こんな展開に追いつけない、Aお嬢様がまさかの
りりぃさまにアタック…わら
これもお上品演じ中デスカ…?Aお嬢様??
でもこれは流石にりりぃさまをご立腹させてますからね?わら
「ちょっと落ち着きましょ??ね?お嬢様もね?
りりぃさまに失礼ですよ?」
「りりぃさま早く戻してあげてよ?」
りりぃ『そんな簡単に戻すわけないじゃ無いの〜
私そんな甘くないですわよ?』
「私は絶対に離れないもん、辰哉と離れたくないもん!!
こんな気持ちのお嬢様みんなそうだもん!!」
『…お嬢様と執事は永遠でしたね、
まあ私はそのような決まりのせいで辛い人生に
なってるんですからね………』
と言っておれの方見てくるりりぃさま。
そんなこと言われても俺はりりぃさまの執事にはなれない。
というか俺はなりたくない。こんな執事とお嬢様を
手放すような行為やAお嬢様を傷つけるようなことして…
『……まあ、思う存分楽しみなさい〜』
と言って去る。
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作者名:ふあちゅ | 作成日時:2023年8月22日 0時