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Story.54 ページ4

今日のレッスンも着々と進む、何もなさそうかな
でもやっぱ朝Aが言ってた通りで
俺とAは慣れたように粉していくものの

他のお嬢様と執事たちはやっぱりぎこちない感じ…


『もぉ!違うって!!』

『いやでも○○さまの時は、、、』

『私○○さまじゃないから!!!!』


っていう言い合いばかり…やっぱりみんな元に戻りたいのか?

と思いながらもAはレッスンの時はお上品お嬢様に戻った雰囲気を作ろうと気持ちに入れ替えてる、
これはまた素を忘れてますかね、笑



次のレッスンはピアノ


ピアノか〜Aはピアノ上手いからこれはいけるかな?



先生『Aさまお願いします。』



「わかりました…辰哉?」



ピアノ弾く時はピアノの椅子を引く係は執事が行う。



「Aお嬢様、此方へ。」


と手で座っていいですよって合図すればAは座り
座ったタイミングで少し椅子を少しピアノの方に寄せなきゃいけないんだけどこれがまた少し難しくて…


あとはAがピアノを披露
Aのピアノ好きなんだよなぁ〜といっても俺まだ
きらきら星しか聞いた事ないんだけど


鍵盤にちっちゃくてかあいい手を乗せれば
ピアノを弾いてくA
Aはほんと音楽ってなるとめちゃめちゃ上手いんだよな



向井『ふっかさんふっかさん〜?』


今はあかりさまと離れ離れになってしまっているこぉじ

でも、今大事な俺のお嬢様のピアノ披露してんだからさ

小声でも俺に話しかけんなて、


「おい、お前今俺の大事なお嬢様の披露してんだぞ」


向井『いや、分かっとんねんけど、ふっかさんのお嬢様なんか変じゃね?』


「は?ちょ、お前さ」


向井『いやいやちゃうちゃう!下手くそとかじゃなくて!ほらぁ!!』


と言われAの方見てみれば

お上品なお嬢様モードを全開にしてめちゃめちゃ軽やかに
いつもとは違った風に弾いてるからめちゃめちゃ違和感が…


またスイッチ入りすぎてますかね…Aお嬢様は〜!笑

あまりにも違和感に絶えられず

ピアノを弾くAのそばにより


「Aお嬢様、弾き方がちょっと……笑」


と耳元に手を添えて囁けば



「あぁ……!」



と違う音を出してしまって……。



先生『Aさま〜??音〜?』



「ご、ごめんなさい!!」



と、先生に指摘されちゃった…。

これは俺が悪いなぁ…。終わったあとでも良かったのにな…
Aごめんなぁ、

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設定タグ:深澤辰哉 , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ふあちゅ | 作成日時:2023年8月22日 0時

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