さしす組に囲われています。

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硝「はよ」


「おはよお」


傑「おはよ」


Aと同じでとても眠そうな硝子。


悟「セーッフ！！！」


傑「ｯｯｯ扉を蹴るな！悟！」


すーぐドアを蹴破る悟。


硝「A筆箱忘れたからペン貸して。
あと教科書も忘れた、もうなんか色々忘れたから机くっつけるね。全部見せて。」


悟「頭大丈夫か？」


傑「気にしたら負けだよ」


「はいはい、後は大丈夫？」


硝「おはよう…」


「おはよう硝子」


硝「ふふん」


硝子は大丈夫だろうか。私も心配になってきた。



こんなバラバラな私たちを、
唯一繋ぎ止めてくれたもの。それがAだった。


見ての通りの異常者ばかりが集まった呪術界。
そしてこの教室。


そんな中でAだけは、いつも日常をくれる。
平穏を、安心を、私たちがここに居るという実感を。


「Aが好き」
それだけが私たちの共通認識。


でも平和的解決は望めそうにないな。


私たちは結局、
独占欲の強い、強欲なクズの集まりなんだから



(ぜってー俺だけのものにする)


(私のものにする)


(私のものになってもらいたい)



全員が全員、ろくでもないことを考えている。

すっごく甘い→←ここが私のアナザ〇ースカイ

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