2年の先輩達ガラ悪すぎだろ【五条悟】

・ ページ47

悟｢A！｣


｢なに？｣


お風呂から出てくると、
悟がワクワクしながら椅子に座っている。


悟｢髪乾かしてやるからここ座れよ｣


アイス丸々1箱分のゴミがテーブルに積まれている。


｢う、うん｣


悟｢ブォォォオオ〜〜｣


なんでノリノリで髪乾かしてくれてるのかは分からない。楽しそうだからいいけど…。


悟｢ドラマでこういうの見てやりたくなった｣


｢あぁ〜、そういうこと…｣


悟｢Aの髪って綺麗だな、いい匂いするし｣


｢トリートメントしてるから！いいでしょ、これ｣


悟｢ふーん…｣


すると悟は突然ドライヤーのスイッチを切る。


｢飽きた？…あ、ゲームする？｣


悟｢いや、いい、今日はしない｣


｢あ？そうなの？…なに？｣


悟｢なんか今のムラっときた｣


｢いつのどれに！？｣


トリートメント！？半乾き！？ゲームですか！
どちらにせよおかしくね！？


悟は私を抱いてベットまで運んでいく


｢ちょ、ちょっと待ってよ…！｣


悟｢…な、なに？｣


なんっだその態度！？白々しいな！


｢まだ、恥ずかしいし私どうしたらいいか全然わかんないよ…｣


悟｢わかった｣


すると悟は部屋の電気を消して、私をベットに押し倒す。


悟｢これなら少しはマシかよ…｣


｢あんまり変わんないよ…｣


目が慣れてくると悟の表情も少しは分かる。
悟も、すごく余裕なさそうな顔してる…


だって前まで友達だったんだもん、2人で部屋に泊まってもこんな空気になりもしなかった。


目を合わせてるだけで、心臓の音うるさくて、
口から出てきちゃいそうなくらいやばい。


悟｢俺も、同じだから…
でもAとこういうこと…すげぇしたいよ。｣


はっきり言われると恥ずかしい、多分私今顔真っ赤だ


悟｢嫌ならしない…｣


｢嫌じゃ、ない｣


今まであんなに近くにいたのに触れられなくて
焦れったかった。悟も一緒なのかな、


悟｢…できる限り優しく、やるから｣


いつもよりたどたどしいキスがふってくる。


悟が私に覆いかぶさってるとすっぽり包み込まれてて、いつもより男の人って感じがしてなんかすごく…


｢緊張する、｣


悟｢そんな可愛い顔すんなって…｣


再び唇を重ねて、悟の舌が入ってくる。
いつもより熱い。苦しい、けど気持ちいい。


悟｢…はぁ、…A｣


｢ん？｣


悟｢ちょっと…やばいかも｣

・→←恋人

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す