2年の先輩達ガラ悪すぎだろ【五条悟】

・ ページ40

名残惜しそうに悟の唇が私から離れる。


どこまでも澄んだ瞳が私をじっと見つめていて
離そうとしてくれない、なにこれめっちゃ恥ずかしい



唇がめっちゃ柔…「清宮さーん、ご飯お持ちし」


「あ”」


悟「………」


「…失礼しまし「ちょ、ちょっと待って！！」


やばい！看護師さんに見られた！クッッソ気まずいじゃんこの空気どうにかしてドラ〇もん！！


「じゃ、じゃあ悟…そろそろ」


悟「お、おう」


「あ、ありがとう」


悟「また、…な。」


そそくさと病室を出る悟を目で追いながら、
まだ鳴り止まない心臓を抑える。


病院の味のない夕食がなかなか喉を通らなかった。


けど、そんなこんなで


「私ふっかーーーつ！！！」


硝子「早くねぇ？」


「硝子のおかげだょ〜、怪我もほぼほぼ治ってたし、先生首傾げてて誤魔化すの大変だったけどね」


傑「よかったじゃないか」


2日足らずで私は病院を退院して、高専に復帰した。


ただこの2日間、
気がかりなのは悟に連絡が取れなかったこと。


充電もなかったし、恥ずかしかったし、
…あの返事も結局今日まで出来なかったままだ。


悟「はよー」


来た！！！


「おはよ！」


悟「おぉ、もう退院できたんだな」


「うんっ、」


悟「………」


「あ、…うん…」


私ら中学生かよ〜〜！！！！

・→←・

ラッキーアイテム

デニムタイトスカート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す