2年の先輩達ガラ悪すぎだろ【五条悟】

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さあ着きました、この時点でもう3日が経過しています。


色んな道路とか宿とかを経由してたら着くのだけで3日かかってるんだけどどういうこと！？私3日で帰るつもりだったんだが！？


「Hey Siri…あと半日で帰るには…」


「無理ですよ」


補助監督高木さんに帳を下ろしてもらって中を散策してるけどやばい。


クセェ。


これなんかやばい呪霊いるんじゃない！？
もしかしたら特級レベルだったりしたりしなかったり？


「私特級祓えないけど死」


視界の先、50メートルほどの所で女の子が蹲っていた。


「こんな所に子どもがいる！おーい！危ない！」


すぐさま駆け寄ると足を怪我しているらしく、両親ともはぐれてしまって最悪お先真っ暗というわけだ。


「う、うぅ…」


「私の背中乗りな？
とりあえず暗いとこから出してあげる。」


帳から出せるか分かんないけど、まずは安全なところに運ばなきゃ行けないから、女の子を背負って歩き出す。


「あ、りがとう…」


「いいんだよ〜」


あぁ…小さい子って可愛い…
いつもゴツい人らに囲まれてるから私の日常にはこういう癒しが必要だったんだな…


「グエッ」


瞬間、背中から鎖骨あたりに突き抜けて痛みが走る。
私は思わず体を屈めてしゃがみこんだ。


ズキズキと痛む鋭い傷口からはどくどくと血が流れでていた。

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