2年の先輩達ガラ悪すぎだろ【五条悟】

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午前10時10分


ええ、悟は当たり前に遅刻をしてきました。


悟「はあ〜！焦った〜！」


「いや遅れてんのよ普通に」


悟「寝坊しちゃっ……A今日どうした？」


「どうした…あ、硝子と傑がやってくれたの！」


悟「傑…？アイツこんな器用なこと出来んのか…？」


悟は緩く巻かれた私の髪を指で撫でた。
私の顔まじまじ見てきて超怖いんですけど。


悟「Aってさぁ…顔綺麗だなぁ」


悟のふざけた顔面(褒めてる)から出てくるとは思えないお褒めの言葉を頂いて私は硬直した。


「なに急に！気持ち悪い！」


悟「はァ！？なんだよ人がせっかく…っ」


悟の顔がみるみる赤く染る。物陰からめちゃくちゃニヤニヤしてる硝子と傑が私にだけ見えてる。笑いこらえるのつらいからもうやめて欲しい。


「もういいや、ね、早く行こ」


悟「おう、」


さあバスに乗って近くまで向かいます！
悟はバスに乗ったら速攻で寝ました！なんだコイツ！


悟「おい、起きろって」


と、思っていたら私も寝てました！草！
アタマにゴツゴツした硬いのが当たってて、寝ぼけたまま目を開けたら悟の肩に寄りかかって寝てた。


「んあ〜ゴメン」


悟「首痛そうだったから俺がやった！」


「なんでそんなドヤ顔なの？」


悟「寝心地良かっただろ？」


「んーん、ゴツゴツしてて岩の上で寝てるみたい」


悟「………岩……？」


「あっ、もう着いたんだね！早く行こ！」

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