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傑「悟のとこ行くけど、Aも行く?」
やたらとニコニコと話しかけてくるが胡散臭い、
傑という名前のこれまた背の高い男だ。
「いかない」
傑「どうして?」
「なに?私が怪我させたから?」
傑「それもあるけど」
傑は依然として笑顔を崩さないままだ。
傑「どうせ4年間クラスメートになるんだ。仲良くしよう。」
「くだらない」
傑「なにをムキになってるんだい?」
「…」
傑「一匹狼で過ごすのと、
人と分かり合い、高め合う、そういう4年間を過ごすのではまるで意味も厚みも変わってくると思うよ」
そうやって好きなだけ喋った後に俊は
悟のいる保健室に向かったのかどこかへ行った。
私は鞄を持ってそのまま高専を出て、おもむろに電車に乗り込んだ。
どうして外に出てきてしまったのかは分からない。
すぐに寮の部屋に戻ればよかったのに、その日は何故か夜の暗闇に姿をくらましてしまいたくなった。
歩いてると夜だと言うこともあって酔っぱらいのオッサンにいっぱい絡まれた。道端にはゲロ。ネズミが残飯の争奪戦をしてた。
「東京ってほんっと汚いな…」
裏路地に回り込むと、自分は一体こんなところで何をしてるんだろうと我に返る。
「帰ろ…」
私はくるりと来た道を振り返る。
そう、後ろを振り返った。
『ゥゥウウウウゥゥゥゥウ”ウ”
ゥゥルゥゥルゥゥルゥゥルゥゥィヤァァィヤアァィオォォゥゥウゥゥェェェェ』
「え”」
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ちぃ - 続編欲しい………… (2021年7月20日 16時) (レス) id: a32ddc8099 (このIDを非表示/違反報告)
アンテ民のス蛸 - ヒューヒュー(棒) (2021年3月9日 6時) (レス) id: 175edfd33c (このIDを非表示/違反報告)
キューピーマヨネーズ(プロフ) - kazukitoge1706さん» はじめまして!すっごく嬉しいお言葉ありがとうございます〜!頑張ります!これからもよろしくお願いいたします(^-^) (2021年2月13日 15時) (レス) id: f8d4830baa (このIDを非表示/違反報告)
kazukitoge1706(プロフ) - この小説が好きになりました! 皆可愛過ぎです(〃'▽'〃)最新頑張ってください!! (2021年2月13日 14時) (レス) id: e10d9dfeb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:キューピーマヨネーズ | 作成日時:2021年1月30日 20時