小さなJUMPの紅一点ちゃん

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記者会見、緊張しすぎて色んな物が口から出そう。


薮「あみ、聞かれた事に正直に答えれば良いからね？俺たちがフォローするから！」



貴「ありがと！！」



八乙女「そろそろ時間だぞ！！」



貴・薮「はーい。」







貴「Hey! Say! JUMPに新メンバーとして加入させて頂く、佐藤あみです。」



記者「Jr.の期間が全くないままデビューしましたが、どんな感じでHey! Say! JUMPに入る事になったのでしょうか？」



貴「ジャニー社長からスカウトを頂き、私に出来るなら！と思いまして、加入させて頂くことにしました。」



記者「ご両親は、どういった反応をされていましたか？」


親に関して質問されるんじゃないかと思っとったけどやっぱり、いざってなると笑えなくなるな。
メンバー皆が私を心配そうに見てる


貴「私の両親は.......っ！....ごめんなさい。」


やっぱり、私の口からは言えないや。
前を向こう！笑おう！って皆に心配かけんように頑張ってきたのに気づいたときには泣いてた



薮「あみの両親は亡くなっているんです。」


宏太が言ってくれた。そしたら皆口々に、

八乙女「俺達が、あみの親になるって決めたんです！！」



中島「あみの事を絶対守るって決めました！」



伊野尾「たくさん、愛してあげようと思います！」



高木「たくさん、笑わせてあげようと思います！」



知念「僕達の娘に何かしたら許さないんで！！」



岡本「あみが幸せだと思えるようにします！！」



有岡「皆で決めました！！！」



山田「親として頼りないかもしれないけど、少しでもあみを支える事が出来たらと、メンバー全員が思っています！！」



そんな事言われたら、涙とまらんようになるよ！！
私は、声を押し殺しながら泣き続けた

隣にいた涼介は、背中を撫でてくれていた。




ねぇ、涼介？私が苦しんでる時、１番に手を差しのべてくれるのは、いつも涼介やな。ホンマにありがとう！涼介。









無事に記者会見が終わったけど、私の涙は止まらなかった。

山田「まだ泣いてるの？本当、泣き虫だなぁ！w」

そう言って笑いながら、私の涙を優しく指で拭き取ってくれた。



薮「よく頑張った！」

宏太は、後ろから頭をポンポンして私を追い越して行った。



なぜか、圭人と大ちゃん、雄也も泣いていた。




皆ありがと！心のそこから思うよ！！！

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