毒舌系男装歌い手【すとぷり】

男装19 ページ20

〜るぅと〜
お粥を作り終わりそれを持って部屋に戻った。

そしてそれをテーブルに置こうとした時だった。

貴「はぁはぁ」

さっきまでは落ち着いていたのにいきなり呼吸が荒くなった。

駆け寄ってみると何かうなされているようだった。

僕は混乱してしまいぱっと思いついたのが頭を撫でる事だった。

しばらく頭を撫でていると安心したような顔になり落ち着いた。

よかった。なにか怖い夢でも見ていたのだろうか？

それにしても汗がすごい。

これは服を着替えさせた方がいいのだろうか？

別に男同士だしなんも悪い事はしてない。

そう暗示し、僕はAの服に手をかけた。

ボタンを一つ一つ外していく。

なんも悪い事などしていないのに何か悪いことをしている気分になった。

そうして服を脱がせるとAの体には包帯が巻いてあった。

とは言っても胸の辺りだけだったが。

なんでだろう？怪我でもしているのか？

でもこの汗じゃ包帯もびしょびしょであろう。

包帯も変えた方がいいのか？

そう思い包帯をするする外していった。

そうしてその後小さな悲鳴が部屋を襲った。

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