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「ねみ〜お化けかと思ったわ3秒くらい」
「なんであんたもしゃがむのよ」
「Aが座ってっからしゃがまねーと話にくいんだよ」
よいしょっと言いながらしゃがんでいた優太は腰を下ろした。
いやなんでここに。廊下だし。
誰かが見たらおかしな光景すぎる。
「で、お前こんなとこで何してんだ」
「優太こそ」
「俺はトイレだよ悪いか」
「あっそ。汚いからあっち行って」
「何だよお前聞いといてそれかよ！で！Aは？お前の方がおかしいだろこんなとこに座って」
「優太には関係ない、寝る」
「寝んのかよ！！！」
あーうるさいうるさい。
ちょっとは静かにできないのかこいつは。
せっかく紫耀にときめきマックスだったのに薄れる！！！
「はぁ」
「ため息つくなよ！幸せ逃げんぞ？」
「いいのあたし幸せだから」
「夜中に俺に会えたから？」
「はいはいそうですね」
「A俺に冷たくね？元からか、そうか」
あたし優太との接触は極力避けようと決めていたのに。
なんでこう優太はすぐあたしの前に現れるのか。
「じゃーな、おやすみ」
「おやすみ」
「あーそうだ。花火大会、俺と行こ」
「はいはい。」
バタン、とドアが閉まった。
閉まってから気付いた。あれ。今なんつった？
「Aおかえりーーー！ね！ね！どーだったーー！？」
「え、今、優太」
「優太？優太に会ったの？」
軽く流してしまった優太のこの一言から、
あたしの夏は大きく動き出した。
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あーや(プロフ) - このお話本当大好きです！キュンキュンします(*^^*)これからも楽しみにしています！！！ (2016年7月31日 21時) (
レス) id: 5dc9787a97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続き楽しみにしてます＼(^^)／ (2016年7月25日 15時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 思わず見入ってしまいました！青春って感じでとても好きです！続き楽しみにしてます！ (2016年7月18日 2時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini
| 作成日時：2016年7月17日 16時
