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「あそこです。」
指をさした先には優太が一生懸命ビーチボールを膨らましている姿が見えた。
「え？誰！？」
「カキ氷屋さん。優太があたしにカキ氷4つも買わせて持てないから持ってきてくれたの。」
「どーもー！まいどありー！じゃあねAちゃん！」
紫耀という人はカキ氷をテーブルの上に乗せると、あたしに手を振り来た道を戻っていった。
あれ？ナンパじゃなかったの？
連絡先も何も聞かれてないんだけど。
本当にただの親切なカキ氷屋さんだったのか。
「A、今の誰」
「だから親切なカキ氷屋さん。はい、顕嵐のメロン」
「サンキュ。夏海、こぼれてる」
「えっ！嘘！本当だ！まだ食べてないのに！」
「ほんっとそそっかしいな」
顕嵐の事を恋愛対象として見た事は一度もない。でも、夏海に対する笑顔とか態度は良いなって思う。
「優太ー青いのちょーだい」
「ん？夏海のピンクもくれよ？」
「ケチんなよ」
なんでこんな奴が好きなんだろう。
夏海と顕嵐は美男美女で絶対にお似合いなのに。優太も面白くていい奴だけどさ。
「あたしも恋したーーーーい」
「こんなに良い男揃ってんのによく俺らの事好きになんねーな！な！顕嵐！」
「AはB専だからな」
「100歩譲って顕嵐は美形だとしよう。優太、お前はないわ」
「はぁ！？お前俺こそAなんてねーわ！」
ああムカつく絶対にこいつに夏海は渡さない…
けど好きなんだもんね…なんでだぁ……
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あーや(プロフ) - このお話本当大好きです！キュンキュンします(*^^*)これからも楽しみにしています！！！ (2016年7月31日 21時) (
レス) id: 5dc9787a97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続き楽しみにしてます＼(^^)／ (2016年7月25日 15時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 思わず見入ってしまいました！青春って感じでとても好きです！続き楽しみにしてます！ (2016年7月18日 2時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini
| 作成日時：2016年7月17日 16時
