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「で、夏海は結局優太とケーキ行くの！行かないの！どっちなの！」
部屋に戻ると、恐らく紫耀のおばあちゃんが用意してくれたであろう布団が敷いてあった。
ふかふかの布団の上で、あたしは夏海を問い詰める。
だってさっきの話の流れだと二人で行く雰囲気ではなさそうだったから。
「だってなんか優太を呼んだのに顕嵐もいたんだもん〜。デートみたいに思われたら嫌だし、優太も優太で顕嵐顕嵐うるさくて〜〜〜」
「顕嵐は？何か言ってた？」
「ううん、いつも通り。すかしてた」
すかしてたって…
あーどいつもこいつも素直なんだか違うんだかどちらかにしろよ…
「Aは？紫耀さんといたんでしょ？」
「え、うん……」
「なになに！わたしには隠し事なしだよ〜」
「うーん。好きになった、多分」
あたしの言葉を聞いて、夏海は手で口を押さえて目を見開いた。
ひー恥ずかしい。
何言っちゃってんだあたし。消えたい。
「いい！いいと思う！！紫耀さんも、Aのこと特別に思ってそうだもん！」
「でもさ？まだ会ったばっかりすぎるじゃん？あたしこんなにちょろいとか恥ずかしいよ…」
「恋に時間は関係ない！紫耀さんが言ってたじゃん！」
確かに言ってた。言ってたけどさ……
考えるのが嫌になって布団に顔を埋めた。
夏海が背中を優しく叩いた。
「頑張ろうね、恋する乙女」
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あーや(プロフ) - このお話本当大好きです！キュンキュンします(*^^*)これからも楽しみにしています！！！ (2016年7月31日 21時) (
レス) id: 5dc9787a97 (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 続き楽しみにしてます＼(^^)／ (2016年7月25日 15時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
ゆめ(プロフ) - 思わず見入ってしまいました！青春って感じでとても好きです！続き楽しみにしてます！ (2016年7月18日 2時) (レス) id: 759266591d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mini
| 作成日時：2016年7月17日 16時
